睡眠が最も人が必要とする行為だと身にしみてわかるkoukiです!
マスターキートン再読をして、今度は火の鳥を再読しています。
私の学校の図書館では火の鳥が置いてあり、何度も読んでいましたが、20年ほど前に文庫本を中古で購入しました。
学生の頃にはただただ不思議な漫画だという印象でした。
生死がテーマで、いまでこそ理解が出来ますが死ぬということと、死んだらどうなるという人間が考える普遍的な思考について理解を深めることができます。
命は宇宙の一部、火の鳥というミクロコスモの象徴、生命個体の永遠の命に意味はなく、結局は永遠の宇宙の一部であるので命は永遠だ、という話ですね。
書いててわけがわからなくなったので解説的なものはこの辺で…。
人の悩みって大きな宇宙の一部だと思えばたいしたことないんだよなぁ~って言いたいところですが、個人の悩みがその人の悩みの全てなので、宇宙規模で考えるよりも自分の中の考え方を変えるしかないですね。
火の鳥には色んな人生が出てきます。
しかもキョーレツな人生。
「ジョニーは戦場に行った」
って映画知ってます?
戦争で顎、目、耳、手足がない状態で生きてしまった話です。
そんな人生がゴロゴロ。
まあ、よく思いつくもんだと思うほどヤベー人生ばかりです。
過去の人、未来の人、宇宙の人、手塚治虫は何か薬物でもやっているんじゃないかと思う程のスケールです。
よく、ウォルトディズニーはLSDでファンタジアという映画を作ったと言われますが、ああいうブッ飛んだストーリーを書けるのは、もはや常人ではないのでは、と。
私、最近、朝早く目が覚めてしまう早期覚醒という状態になることがあります。
午前7時に目覚ましを設定し、午前1時に就寝して午前4時に覚醒する恐怖…!
昼間はガンガン寝れてしまうのに、まだ夜が明けきっていない時間帯にいきなり動悸と共にバチンと目が覚めてしまう衝撃…!
間違いなく身体に悪いでしょうね、この起き方。
まあ分かりやすく悩んでいるわけですよね、この状態。
こういうの長く続くとヤバいので出来るときには寝るセッティングを大事にしてねるわけです。
悩んでいるときには間違いなく狭い世界の事を考えているのです。
そんな時には火の鳥を思い出して、スケールのデカい宇宙の遥かな事を考えたりしているとよく寝れるものです。
視野が狭くなっている時には星に気がつかないものです。
火の鳥読んで、わけがわからなくなりつつ、ボーッと星を意識的に見上げましょ!