
どうも、koukiです。
私は肩こり、腰痛持ちです。
ランニングによってかなり軽減はされていますが、昔からこの2つとは付き合って生きています。
この記事では、肩凝り腰痛治療の選択肢として、針治療を強く推す理由を記載しています。
あなたも歴史の教科書で見たことがありませんか?
明らかに想像で書かれている、東洋医学の人体内臓構造の説明書。
原点が実証的ではない、想像の内臓を描かれているような針治療という東洋医学は信用できませんか?
私もそう思っていましたので、この記事ではそういった点も解決していきます。
〇30年来の腰痛持ち
〇20年来の肩凝り持ち
〇好奇心旺盛人として様々な治療を試している
〇経験則ながらも普通人以上の様々な治療を試している
それでは、私を含めた日本人のうち、肩こり腰痛の経験者はいかほどか。
第一三共ヘルスケアが50,000人に対して行った調査の結果は以下のとおりです。
(第一三共ヘルスケアHPより引用)
肩こり、腰痛、どちらもおおよそ55%の日本人が経験者です。
1億2千万人のうち、6600万人が肩こり腰痛持ちです。
このデータを見れば、肩こりも腰痛もない人は、もはや特殊能力といいますか、才能です。
日本人のほとんどが、スマホ片手に肩をもみもみしているわけです。
私が付き合う腰痛、肩こりについてお話します。
私の腰痛は、神経痛のようなものでコルセットを巻いたり、腰痛体操をしましたが、若かりし頃は、ぎっくり腰の症状が月1回程度もありました。
腰が痛いときには行動も制限されますし、何よりも痛い…。何をしても楽しめない…。
腰がぶっ壊れた時には、整形外科へまっしぐらです。
トリガーポイント注射で一撃です。
それでも腰の痛みは、本当に嫌です。
最近は、ぎっくり腰のベテランとして様々な対策をとったおかけで、腰がぶっ壊れる頻度は数年に1度程度にまで減りました。
しかし、腰の重いだるさは時折感じるところです。
肩こりについては、様々な対策をしてきましたが、一度肩こりスパイラルに入るとなかなか改善しませんね。
私の言う『肩こりスパイラル』、何となく意味がわかっていただけるかと思いますが、肩こりや腰痛が始まると、それをかばうために他の筋肉が痛くなり、無理な体制からくる筋違いがおこり、それが改善されてくると再び腰痛や肩こりに繋がる負の連鎖です。
連鎖を断ち切るために必要な一撃は整形外科の注射。
そしてもう一つ!
根本治療も目指せる針治療です!
偉そうに言わせていただきます。
何度も腰を壊し、肩こりに悩まされ歴20年を超える私が語ります。
針治療はすごい。
「20年間いろんな治療受けて治ってねぇじゃん。」
そういうツッコミごもっともです。
私の体質と姿勢の悪さで時間が経つと悪くなります。
ですから何度もいろんな治療をうけてきたわけですが、様々な方法を試した末に到達した結論です。
針治療を受ければどの対策や治療法よりも劇的に良くなります。
今言ったばかりですが念押しでもう一度言います。
くどいですが、本当のことですので言います。
針治療は、肩こりや腰痛が劇的に良くなることは間違いない
断言します。
もくじ
腰痛、肩こりスパイラルの一般的な対策
私も一般的な対策で、肩こり腰痛を防ぎ、そして自己治療します。
私の予防方法や、対策方法は、以下のとおりです。
運動
ランニングは、血の巡りがよくなるのか、肩こりには極めて有効です。
腰痛にも腰の筋肉をつけるという面でも効果的です。
継続すれば、1か月後には効果が表れてきます。
銭湯
ジェットバスなどを使う風呂も血の巡りが良くなることで、肩こり腰痛が軽減されていきます。
腰痛がジェットバスで治ったこともありますので、初期の痛みには効果的です。
サウナは精神面にも効果的で、精神疲れによる肩こりでは、銭湯が1,2を争う治療法です。
マッサージ、指圧
マッサージも侮れない肩こり対策です。
というか、ほとんどの肩こり持ちはこの対策がメインなのではないでしょうか。
金と時間はかかりますけど、マッサージはいいですね。
風俗行くくらいならマッサージ連続3時間やりたい派です。
賛成の方は私と同じ歴戦の肩こり、腰痛持ちでしょう。
アロマテラピーによる心理面アプローチ
アロマによる心からのケアで、肩こりは使い方によって軽減される可能性があります。
私はアロマ検定取得者でして、瞑想との併用でその効果は間違いないと断言します。
オレンジスイート、ラベンダーの2種類があればすぐに始められます。
肩こり治療の頂点、針治療
針治療を受けたことがある人の割合のデータがあります。
4,000人に対する調査ですので、それなりの信憑性があるデータです。
(一般社団法人日本鍼灸医療普及機構HPより引用)
2014年のデータが最新であることにも驚きますが、更に驚くべきことに2014年の1年間で針治療を受けた人がわずか5%だということ!
6600万人肩こりの人がいて、33万人しか針治療を使っていないということ!
後の6560万人の人は我慢をしているのか?
マッサージで満足してるのか?
いや、針治療という選択肢を知らないんですよ!
そうです。
針治療という選択肢があまりにマイナー過ぎるということです。
本来東洋医学の結晶のような針治療も、西洋医学の強さの前には、今や怪しい治療法という印象を持つ人の方が多いということです。
確かに針治療を知らかなった当時の私の視点でも、針治療は気功治療と同じレベルの謎の治療法でした。
なぜなら、針を刺すことで肩こりが治る、痛みが緩和されるというメカニズムが謎ですよね。
そして、痛みのある部位ではない全然遠い部位に針を刺すことで痛みが取れるというメカニズムも、北斗の拳を見ていた経絡秘孔を理解する世代でもいまいち理解ができませんでした。
針治療の理論について説明していきます。
針治療とは
針治療の歴史
数千年前の中国で始まる針治療、当初は経験則に基づく治療法ですね。
それらが体系的にまとめられて、鍼灸、漢方が確立されます。
日本には6世紀(奈良時代頃)に仏教と共に針や灸が伝来しました。
日本でのさまざまな治療は近代に至るまで、主に漢方や鍼灸しかありませんでしたが、以前のまじないや祈りによる治療からは劇的な変化だったといえます。
オランダから西洋医学が入ってきてからは、即効性のある西洋医学に取って代わられるわけですが、それでも根強く残ります。
目指すところは同じでも、切開による西洋医学の治療とは異なり、内部から徐々に治療していく東洋医学はアプローチの考え方が異なります。
一度は西洋医学に駆逐されかけた東洋医学も、西洋医学によってその実効性は証明されて今日に至るといった流れです。
現在は西洋であるヨーロッパやアメリカでも針治療が行われていますし、アメリカの軍隊では訓練実効を上げるために正式にバトルフィールド針(戦場針)が採用されています。
針治療の治療理論
針を刺すことでなぜ筋肉が緩まるのか、この記事では最も基本的な部分の説明をしていきます。
東洋医学は『気』だの『血』だの『水』だの、体が不調に陥る理由を排除して整える的な話が多いです。
この辺りが西洋医学に比べて現実的ではないというか、怪しさを助長する点ではあるのですが、言い方の問題ですね。
ざっくりと説明すると、
『気』は神経
『血』は血液
『水』は体液
ですので、空想の産物をいじくるわけではなく、理論的に体にアプローチしています。
例えばマッサージは気持ちいいですよね。
身体を揉まれることで、「気持ちいい」と感じます。
気持ちよく感じることで、脳内では気持ちよいと感じされるホルモンが放出されます。
それによって緊張がほぐれると同時に筋肉を圧迫、解放することで筋肉もほぐれます。
針も要点は同じ理論です。
特定の部位に針を刺すことで特定の脳内ホルモンが放出されます。
それが筋肉をほぐしたり、痛みを緩和するわけです。
また、針を刺すことで筋肉に傷がつきます。
その筋肉を補修するために、血管が広がって、血流が増えるなどの体の補修機能が働き始め、その過程の副産物として筋肉がほぐれます。
血管が広がれば、血圧は下がります。
特定のホルモンが出る部位は、当初は経験則によるものでしたが、現在は西洋医学によって、おおよそその部位は判明しています。
人間の行動はホルモンによって支配されていることは分かってきています。
全てが脳から発せられるものではなく、筋肉や内臓でも作られることも分かっています。
針治療は外部的刺激によって、筋肉の反応とホルモン分泌を操る方法ともいえます。
針治療が、自律神経を整えたり、うつ病にも効果があるというのは、ホルモン分泌を操ることができることがその理由ですね。
個人的に好きな針である中国針
多くの鍼灸院は、日本針という細くて短い針を使っています。
このメリットは、あまり痛くないという点です。
デメリットとしては、深い筋肉に到達していないという点です。
つまり、筋肉の反応よりもホルモン分泌に重きを置いた針治療だということです。
それでも確かに効果がありますが、肩凝り、腰痛、運動を含めた筋肉にまつわる痛みをダイレクトにほぐす方法があります。
それは私個人が好きな針である『中国針』です。
一概にいえませんが、日本針に比べて中国針は長くてやや太いのが特徴です。
そして、筋肉の深層部まで到達して筋肉に若干の傷をつけます。
お尻の筋肉に中国針を打ったことがありますが、これはいいですよ!
指圧では到達しえない筋肉がほぐれますからね。
痛いのが怖い
私も同感です。
治るのがわかっていても痛いのは嫌です。
針は痛いのか?
これは各個人の主観ですので、痛いといえば痛い、痛くないと言えば痛くない。
痛くないと書かれているサイトが多いですが、20年来の経験者である私が、はっきり書きますよ。
日本針も中国針も少し痛いです。
刺さっていることを感じない場合もあるのですが、多くの針は『チョン』程度です。
痛い場合の痛みは、蚊に刺されたよりも、もう少し痛いと感じる程度です。
もっと分かりやすく言えば、上手な看護師が刺した時のあまり痛くない注射の10分の1程度の痛みですかね。
痛みと感じるか、心地よい刺激と感じるかは受け手側次第と言えるレベルの刺激です。
また、刺され方や場所によってはチクッという感覚がある場合もありますので、総合的に言えば『少し痛い』という言い方になります。
それでも、中国針が終わった後の劇的な変化はスゴイですよ。
整形外科のトリガーポイントなどの痛め止め注射並みの効果です。
いや、マジですよ。
それを肩凝りや腰の凝り、太ももの疲れにブッ刺すわけですから直後に効果が分かります。
少し痛い程度はなんら問題にならないレベルで効果を感じられると思います。
まとめ
結論、少し痛い時もあるが、肩凝りの苦しみを考えれば、全く問題がない。
持続期間も長い。
筋肉が直接ほぐれるわけですから、姿勢も治りますしね。
いつもの習慣で姿勢が崩れてきても当面の間は肩凝りがありませんよ。
それどころか、肩凝りを一発でやっつけるならば、針治療一択だと言えます。
針治療は効きます。
肩凝り腰痛には最も良い方法の一つです。
これは断言します。
一度『中国針』で検索してみてください。
あなたの近くにもやってくれるところが必ずありますから。