
どうも、人生突っ走るしかないkoukiです。
このページにたどり着いた方の多くは、
まさご座が気になって仕方ない
もくしは
そこへ行くための情報収集
ということになるのかと思います。
もしくは、ランニングコースに組み込む意味を探して来ていただけたのかと思います。
まさご座はいわゆるストリップ劇場なのですが、この令和の時代にあって、昭和の異物といいますか、
一宮市にあるシネラマパワー(日活ポルノを上映する映画館)
と同じ香りがする場所の一つなんですよ、私にとっては。
そんな流れで私、
近いうちに行っておかないとなくなるんじゃないか??
永遠に行くことなくなるんじゃないか??
ということで、まさご座レポという話です。
初めに結論を言うと、
まさご座は素晴らしいエンターテイメント劇場
でしたよ!
あそこは、男も女も関係なく楽しめる場所で、貴重な経験となることは間違いない、是非行くべき場所です。
そして、ランニングの目的地としても面白い目標となりうる場所です!
かつ、女性は1000円で入場できますから、夫婦で行くのもアリだと思います。
私は機会があれば妻を連れて行きたいとさえ思っています。
(そういう仲の女性を連れていくなら楽しめます。心も通わない微妙な彼女程度では絶対ダメですからね。)
それではいってみましょう。
もくじ
まさご座ってどこにあるの?
岐阜駅から北へ約1キロ程行ったところに柳ケ瀬という、以前は繁華街であった地域があります。
美川憲一の『柳ケ瀬ブルース』って歌がありますが、その曲の存在自体が、その時代と当時の賑わいを表現しています。
柳ケ瀬は3,40年前は土日や夜は、歩行者がいっぱいですれ違うことに気を遣う程賑わっていた地域です。
今では移動手段の変化や郊外に大型ショッピングセンターができたこと等の時代の流れにより客足が遠のき、現在再開発に注力しているものの、未だ閑散としています。
(個人的に古き良き街として散歩するには楽しめる地域だと思っています。)
通称東柳ケ瀬、西柳ケ瀬と呼ばれ、飲み屋やスナック、その他商店街がひしめいていた地域の最も北西にまさご座は位置しています。
遠方からまさご座に行こうと考えている方は、距離的には岐阜駅から徒歩でも街の風景を楽しみながら行けます。
普段歩きなれていないならば、柳ケ瀬行きのバスかタクシーでの移動をお勧めします。
以前はまさご座周辺はピンサロやキャバクラが多かったのですが、2012年の岐阜清流国体に合わせて徹底的にやられまして、今やピンサロは岐阜から完全に消滅しています。
もはや岐阜市では店舗型ピンサロは届出すらできませんから、新しく店ができることもありません。
その代わりにアンダーグラウンドで力をつけているのは中国マッサージです。
岐阜は中国マッサージかなり多いです、つまりデリを除き、他にさほどの軽い店舗型風俗が少ないということです。
話のネタに楽しむならば、こういったまさご座のようなストリップ劇場ですよ。
金津園、割と終了時間早いので、もしまさご座からの、というルートを考えるなら、少し早めの計画をした方が良いかもしれませんね。
まさご座周辺はフィリピンクラブばかりですので、岐阜駅付近の玉宮地区の居酒屋でみんなで楽しくお酒を飲んだ後に、歩いて柳ケ瀬の方へ繰り出す感じで良いかと思います。
まさご座の存在と外観について
まさご座は急に現れる、そんな感じの”路地”に位置します。
岐阜に住んでいる私は、学生の頃、大阪サンテレビ配給で深夜に岐阜放送で放送していた、
大人の絵本
という番組を毎週眠い目をこすりながら見ていましたよ。
後にギルガメッシュナイトという番組もありましたが、エロビデオが入手しにくい時代と年齢でした。
ある意味青春の1ページですわ。
大人の絵本という番組で流れるコマーシャルは、
岩田時計舗、ロブスターハウス、風来坊等
そうそうたる岐阜のローカルCMの中でまさご座のCMもやっていました。
それを毎週見るわけです。
「どこにあるんだろう、どんな場所なんだろう」と、少年の頭はめくるめく世界が広がるのです。
想像もつかない大人の世界でした。
それはずっと頭の片隅に記憶していた憧れのような場所であり、その頃に初めてまさご座の建物を発見した時には
CMやってた!まさご座ってここか~!
こんなところにあったんだ!
という感じでした。
自ら興味を持って手を伸ばさないと、岐阜県民でもまさご座の場所を知らずに生活している人がほとんどなのではないでしょうか。
このページの最初の写真のとおり、大きく
MASAGOZA
これですよ、アガりますね~~!!
友人と共にまさご座に行ってみた
ずっと気になっていたまさご座、友人や会社の同僚から
ギャルパラが凄いだの、中日スポーツに割引券がついているだの、まさご座の楽しみ方を散々聞かされてきました。
先程も言ったとおり、自ら手をのばさないとなかなか行く場所ではないんですよ。
いよいよその時期がきました。
行く!って決めるタイミングはある日、突然に、その瞬間に来ます。
私は友人と共に、まさご座付近の清福(チンプー)という本格四川中華料理屋で飲みながら脱皮蟹のから揚げを食べていた時に、
「まさご座近いけど行ってみない??」
という話を展開してみんなを巻き込んでになったのです。
うまい中華料理を食べて、楽しく飲んだ後の午後9時すぎからまさご座になだれ込むこととなりました。
その前に、友人から聞いた割引券の話を思い出し、まさご座のHPで料金確認をすると、
基本料金は4,500円(なかなかの値段・・・)
んん?1000円割引クーポンアリ
何々、割引はネットでいけるのね・・・お!
早割入場3,500円(15時まで)
学割入場3,500円
夜間割引入場3,000円(21時から)
と書かれているのを発見しました。
んん??夜間割引3,000円?一番安いし、今は午後9時過ぎだし!
こりゃ導かれてる!いこう!いこう!
勢いづいた我々は、光々と輝く『MASAGOZA』の看板めがけてまっしぐらです!
中に入ります。
古くからある建物ですが、中は小ぎれいで赤色の絨毯が敷かれています。
入ってすぐ右側には受付が。
初めてですが、初心者だとみられたくないのは、自己顕示欲なのか、自己防衛のためなのかわかりません。
ですが、私ももう相当な大人です。
初心者らしく、深夜割引をしっかりと確認してから支払いをしました。
靴を預け、それと交換で番号札を受け取りました。
店の方が
「飲食持ち込みOKです、外出もできますが15分以内に戻ってください。」
とのこと。
なんと酒を持ち込んで飲みながらストリップを見ることができるのです。
我々はたらふく飲み食いした後なので、むしろストリップで酔い覚ましをするという贅沢です。
劇場入口前には数人の男性が座っていました。
やはり週末なので劇場が一杯なのか?
それとも開場待ちなのか?
それても何か別の理由か!?
靴を預けて、その風景を立って見ていると、私が初心者だと容易に判断できたようで、店の方は
「大丈夫ですよ、そのまま入ってください。」
わかりました~、いよいよ小学生の頃から気になり続けた劇場の中に行きますよ!
劇場の素晴らしさを伝えたい!
引き戸を開けると、既に踊り子が躍っているのが見えます。
中は暗く、可愛らしい音楽が流れています。
客席はほとんど埋まっています。
劇場はひな壇となっており、その中央には円形のステージが。
ステージの奥は演台があり、ステージと演台は花道でつながっている構造です。
おおよそ24畳程の広さか??
ひな壇は、予想通り満員御礼で、照明で照らされたステージでは全裸の女性が音楽に合わせて踊っています。
ひとまず最後部の空いていた席に座ってじっくり見学です!!
客層を見ると、円形ステージ前のかぶり席には、初心者が見てもすぐに常連だとわかるお客さんが座っています。
常連にもいろいろいる様で、微笑みながら楽しんでいる人、酒をひっかけながら複数人で楽しんでいる人、一人で腕を組んで眉一つ動かさず無表情のまま、じーっと踊り子を見つめて鑑賞している人、様々です。
(特に最前列で腕組みして真顔で見ている常連客らしき人は非常に気になりました…)
また、女性客も数名いました。
私の近くにいた女性客は酒が入っていたのか、表情、拍手や合いの手の様子から饒舌な方だと判断して、少し話を聞いてみると会社の出張で岐阜を訪れ、会社の同僚達とこの昭和の遺物的なストリップへ来たとのことでした。
踊り子と写真を撮った後の踊り子の交代のタイミングで、私に
「とても楽しい時間だった、あなたも楽しんでいってください。」と告げて劇場を後にしました。
引き続き劇場に残った私は思います。
その女性客が言う言葉はまさに本質。
目の前で全裸の女性が、何をはばかることなく踊る・・・
そんなレベルの見世物ではないです。
踊り子にもよりますが、基本踊りのクオリティが高い。
まだ新人らしき踊り子は高度な踊りはないものの、非常に細やかな可愛らしいしぐさの踊りを見せてくれる。
運動量もハンパない。
ステージで高度なポールダンスを披露する。
踊りにストーリーを感じられる。
踊り子の香水、息遣い、立ち上る熱気と蒸気。
私個人の感性としては、一言
芸術
音楽鑑賞、落語や能の舞台を見る芸術鑑賞的感覚です。
劇場は午後9時に入って、午後11時過ぎまでみっちり見せてくれ、楽しませてくれました。
踊り子は交代で一人ずつの4人出演。
それぞれの個性があり、おおよそ30分間の激しい演舞です。
演舞が終わると、写真撮影タイムが挟まれ、お店のデジカメで踊り子と少し話ができ、踊り子とツーショット写真を撮ってもらえるのです!
仮に写真を撮っても我が家は家に持ち帰っても、信頼関係が強固ですから大きな問題になりません。
ですが、本日はやめておき、次回妻を連れてきた時のお楽しみとしておきました。
途中、紙テープを照明側で巻いている男性がいて、踊り子の演舞中に舞台横から紙テープを投げて盛り上げてくれていました。
てっきり店の人かと思っていたら、閉演時間になったら我々と共に退場していきましたのでお客さんだったようです。
様々な形で常連客は楽しみ方を知っているということですね!
まとめ
一緒に初めて行った仲間全員が、『芸術』という見解で一致しました。
別の友人から様々な情報を聞かされていましたので、今回の他にも楽しみ方があるようですが、私は
芸術鑑賞として一度妻を連れていきたいと考えている
という言葉で、まさご座を表現させていただきます。
だいたい、深夜割引とはいえ、3,000円であれだけのショーを見られるならば、損得勘定で言わせてもらえば、めちゃくちゃ得だと思いますけどね!
岐阜県民はもとより、遠方から岐阜へ訪れる方へ自信を持ってお勧めできます。
マジで楽しめますよ。
まさご座を旅行プランの一つとして加えられてはいかがですか?
尚、参考までにまさご座の公式HPのはわかりやすいマンガ説明と割引券が記載されていました。
あと、大事なことを言い忘れていました。
表題のとおり、ランニング目的地としてもまさご座は実に立地条件がよく、まさご座から約600メートル東にのはら湯という銭湯があり、池田温泉から温泉を運んでくる温泉に入れる銭湯です。
3、40Km走ってのはら湯入って、居酒屋で飲み食いしてからのまさご座堪能、帰りは電車。
達成感と充実感めいっぱいですって!
これで行きましょ!
最後にもう一回言いますがここも相当キテますからね。