【自動車】当日陸運局での車検証名義変更と希望ナンバー取得の手続き

どうも、koukiです。

 

 

前回、名義変更とナンバー変更のために必要な書類と、その流れについて書きました。

 

今日は、それらの書類を持って、陸運局での手続きの流れについて説明します。

私が車を個人購入した当時の時間の流れに沿って、実際の感覚と共に説明していきます。

 

なお、陸運局に到着してから、ナンバーの取り換えや車検証が発行されるまでの所要時間は、1時間程度です。

自分で手続きをしない最大の理由は、「手続きがよくわからないし、めんどくさい」だと思います。

関連記事とこの記事を読んでいただければ、誰でも簡単に、そして安く手続きができるということが分かると思いますので、是非最後まで読んでいってください。

 

この記事でわかること
・陸運局での、名義変更と希望ナンバー取得の流れがわかる
・当日の流れを疑似体験できるので、スムーズに手続きができる
・持っていく書類や、道具がわかる
・流れを知ることで、手続きの日程や時間の予定が組める

いままで乗っていた車との別れと新たな車

 

「いままでありがとうね・・・」

私は、20年近く連れ添った車が、知人の自宅前から、業者に引き取られて去っていく。

 

この車とは、いろんな人といろんな場所へ行った。

西は島根県、東は宮城県まで、総走行距離は148,000Kmに及ぶ。

一緒に乗る人もその時によって変わった。

私に車を売ってくれた知人の自宅前で、遂に、この車ともお別れだ。

 

私は、知人の自宅前を、車買取り業者との取引場所として選んだ。

車を業者に引き渡し、そのまま新しい車に乗り換えて、陸運局に手続きに向かえれば一番効率がいいからだ。

 

「じゃあ、これがカギね。」

知人が車のカギを手渡してくれた。

 

知人には事前に振込みで代金を支払っているため、

・車両状況の確認

・車検証や自賠責保険、自動車リサイクル券の有無の確認

・使用方法の簡単な説明

・カギの受け渡し

これだけのことを、受け取り当日に行った。

 

「ありがとう、大切に乗るよ。」

知人にそう言うと、知人は微笑んだ。

私がそうであったように、知人にとっても、いろんな思い出が詰まった車とのお別れの日でもある。

 

今まさに私のものとなった、まだ見慣れぬ車に乗り込んでエンジンをかけた。

手を振る知人を背に、走り出す。

 

「これからよろしくな、相棒。」

新しく私の車となった、新たな相棒に軽く挨拶をする。

 

加速の感覚や、ブレーキ感覚、そして視点位置の違いを感じるが、違和感は感じない。

相性はわるくなさそうだ。

何十年と乗ってきた車から、新しい車に変われば、運転感覚が違うのは当然のことだ。

この最初のタイミングの事故には気を付けなければならない。

 

一番事故を起こしやすい、この乗り換えのタイミングは、特に保険にしっかりと入っておかなければならないと考えていた。

車検証の名義変更をしてから保険を変更するのではなく、車を受け取ったその瞬間から、保険が適用され、今まで以上に気を引き締めて安全運転に努めなければいけない。

そう考えて、前車からの引継ぎという形で、2週間前に任意保険には加入してある。

 

私は高速道路に乗って、一路、岐阜陸運局を目指した。

走りは快調であり、初めの感覚以上にこの車との相性は良さそうだ。

 

岐阜陸運局に到着

新しい車との高速走行も経験し、まだ、知人の色が残るその車は、きちんと私の思うように走り、止まり、この場所まで運んでくれた。

たった1時間程、一緒に走っただけで、私の中では相棒になっていく。

これは説明しようのない、とても感覚的なものだ。

 

書類提出の方法がわからなければ、岐阜陸運局での場合、1番窓口で相談を受け付けている。

まっさらの状態で陸運局に行ったとしても、そこで全てを教えてもらえるため、提出の流れはそこで教えてもらうことができる。

しかし、今はインターネットで流れすらも情報があるため、その流れに沿って手続きを完了させることができる。

 

私の書類は、事前にほとんど全て記入してある状態だ。

新しいナンバーも、インターネットの申請時に既にわかっているから、それも記入している。

詳しくは下の記事で。

 

手数料納付書に張り付ける印紙購入

まず初めに、印紙の購入だ。

手数料納付書に張り付ける印紙を500円で購入する。

車種にもよるが、今回の自家用普通自動車は500円と一覧に書いてある。

 

希望ナンバーの申請完了書の受け取り

その次に、事前にインターネットで申請していた希望ナンバー申請証明書の受け取りだ。

この書類だけは陸運局へ行ってからしか貰えないので、最後の必要書類だといえる。

 

希望ナンバーの窓口に行き、

「希望ナンバーを受け取りに来ました。」

と言うと、事前に申請しているのかと尋ねられるので、既にインターネット経由で申し込み済みであることを伝える。

ということは、インターネットで申請しなくても、直接陸運局に行って申請することもできるということか。

 

さて、申請書類は全て揃った。

あとは窓口に書類を提出するだけ!

事前に書類を揃えて陸運局へ行くと、ここまでスムーズ!

 

名義変更と希望ナンバーの書類全提出

書類提出窓口は「登録受付」の5番窓口

 

窓口のカウンターにある提出ボックスに書類を入れるのだが、同じくカウンターに置いてある整理券発行機で、整理番号を発行する。

 

整理番号は同じ数字が2枚印字されるので、そのうちの一枚を提出書類に添付する。

一連の書類を添付するためのピンチクリップもカウンターに置いてあるので勝手に使える。

整理番号のもう一枚を自分の控えとして持っておく。

書類の確認が終了するとその番号が呼ばれるというシステム。

 

書類に不備はないか、多少の不安はあるが、不備があっても訂正するだけなのでさほどの心配はない。

しばらくすると「〇番、△番、□番の方。」と窓口の人が大声で番号を呼んでいる。

自分の番号が呼ばれたので、窓口に行くと、提出した書類と共に、

おお・・、新しい車検証ができている!

ちょっと感動。

 

新ナンバープレートの取得

申請書類が通り、新しい車検証を受け取ったが、この後はどこへいけばいいのかな?

車検証を発行してくれた窓口では、次にどこへ行くのか説明はない。

ほとんどの場合、業者が申請をしているので説明は不要なのだろう。

受け取った書類をどこへ持っていくのかを聞いてみると、快く教えてくれる。

 

次は18番窓口で新ナンバープレートの取得だ!

窓口で書類を提出し、新ナンバーが欲しいと伝えると、流れを教えてくれる。

1,古いナンバープレートを取り外し、この窓口に持ってくる。

2,新しいナンバープレートを受け取り、車に取り付ける。

3,建物東側の封印取り付け場所で、ナンバーの封印をしてもらう。

この流れだそうだ。

 

ナンバーを取り外す工具(プラスドライバー)は封印取り付けの場所で貸してくれる。

 

ではまず、工具を借りてくるか。さすがにプラスドライバーまでは持ってきていない。

でかいプラスドライバーを貸してくれた。

本数に限りがあるので、終わったら速やかに返してほしいと言われる。

 

ナンバープレートの取り外しと取り付け

借りてきた工具を使って駐車場で自分の車からナンバープレートを取り外す。

ナンバーを取り外す経験は人生初めて。

 

自動車を盗む機会でもなければ、なかなかナンバーを取り外すという行為をすることはない。

私の他にもナンバープレートを取り外している人がいる。

 

前ナンバーはプラスドライバーでネジを取り外すだけなので、普通に取り外すことができる。

後ろナンバーは、封印がある。

封印をプラスドライバーで力任せに突き破り、敗れた封印の中にあるネジを取り外す。

前後ともナンバープレートが外すことができた。なるほど、こうやって外すのか。

 

この車にとって、新車でナンバーを取り付けられて以来、取り外されるのは初めてのこと。

ナンバーがとりつけられていた場所は汚れているので拭きあげて綺麗にする。

 

古いナンバープレート2枚とネジを18番窓口に持っていく。

職員さんが、「ナンバー廃棄はあそこの機械でお願いします。」と指し示す。

 

18番窓口の正面にナンバープレートを返却する機械がある。

その機会にナンバープレート2枚をはめ込むと、自動でナンバーを読み取って、ディスプレイにナンバーが表示される。

「これで間違いないですか」

と表示されるので、確認ボタンを押す。

 

ナンバープレートを載せた台が開いて、ナンバーが下に落下する。構造は単純。

廃棄証明は機械が発行してくれるので、新車検証などの書類に排気証明を添付して18番窓口へ持っていく。

職員さんは

「新しいナンバーを車に取り付けたら封印取り付けへ行ってください。書類は回しておきます。」

 

インターネットで事前に申請していた『新ナンバープレート2枚』、『封印の枠』を渡される。

カウンターには取り付け用の新しいネジが置いてあるので、それも必要分だけもらっていく。

新しいナンバープレートを受け取ったことで、テンションは上がる。いよいよ自分の車になっていく!

 

駐車場でナンバーを取り付ける。

先ほど取り外したのと逆のことをするだけ。

このとき、封印の枠を取り付けておくことを忘れずに

ピカピカのナンバーが車に取り付けられる。美しい・・・。

 

よく、封印にペットボトルのキャップを取り付けている車を見かけるが、封印を破っていてもキャップを取り付けていれば目立たないということか。

ちょっと悪く見えるカッコよさでキャップをつけていたのか、ここで初めて知る。

 

自分の車まであと少し。

 

封印の取り付け

封印取り付け場所へ行く。

 

車検証を確認した職員さんが、忙しそうに、そしてすぐに封印を取り付けてくれる。

ものの5秒程度。

車検証を手渡され、なんの説明もなく、次の車に封印を取り付けに行く。

 

えーと、次はどこに書類を出すのかな?

建物内に入り、窓口で次はどこへ書類を出すのかを確認すると、

「封印したら全て終了です。今残っている書類は全て持って帰ってください。」とのこと。

 

手元には、車検証、白い車検証みたいなものと、ナンバー発行領収書。

おおー、手続きが完了。

これで名義もナンバーも全て自分のものに。

 

新しい車よ、これからよろしく!

 

まとめ:名義変更と希望ナンバー取り付けは簡単

全ての手続きが終わるまでに1時間かかりませんでした。

これを車屋さんにお願いすると1万5,000円は手数料で支払わなければなりません。

今はインターネットで手続きの流れや、必要書類の説明が書かれているサイトがありますので、難しくはありません。

このサイトでも細かく説明してありますので、参考にしていただき、実際に手続きを行っていただけたら幸いです。

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