【自動車】ユーザー車検を岐阜陸運局で受けてみた！～その１～

どうも、koukiです。

今日はユーザー車検を受けようと思い立った経緯についてお話します。

まず初めに私の自動車整備レベルについてお話した方が分かりやすいのでそこから説明します。

私は、

・ディーラーやカーショップなどでエンジンオイル、エレメント交換を依頼する。

・ワイパーゴムやバッテリー、タイヤ交換を自分で行う。

この程度のレベルです。

エンジンオイル交換も自分でできないか、と調べたこともありますが、必要な道具を購入する必要経費や、余ったオイルの処理が必要であることで断念しています。

素人ができる交換整備の限界まではやっていると自負していました。

同時に、十分な節約ができていると考えていました。

私は車の部品交換、維持でほかの人よりも節約ができている、と。

ですが、車検については素人が手出しできない部分で業者に任せることが確実で安全だと考えていました。

ある日、その考えは会社の先輩との会話で改めることとなったのです。

ユーザー車検

kouki

車検ですか？
一度スタンドで安く受けたことがありますし、基本、壊れても嫌なのでディーラーですかね。
車検専門店が近くにないので、そういったところに興味はありますがやったことがないです。
あ、あと人に聞いたのですが、カーショップなんて安くやってくれるらしいですね。
今回はカーショップでやってみようかと考えています。

先輩

なるほどね。
ディーラーでしっかり整備してもらって車検をうけているんだね。
しっかりやりながらも安くしようと考えているんだね。

kouki

はい、同じ車を長く乗り続けるタイプの人間で、女性も大事に付き合って、死ぬまで別れません。

先輩

うんうん、きみは自分から女性と別れることはないね。
女性がきみを捨てるパターンしかないからね。
君は車が飽きたといって捨てないよね。
車が君を捨てる、つまり壊れるまで乗るということだね。

kouki

・・・・・。
そのとおりですね。

先輩

車に対する認識は女性に対する認識と同じだという話は今時女性権利を主張する団体から抗議をうけかねないが、的を得ているよね。
車も女性も大切にする君に最適な車検があるよ。

kouki

何ですか？
女性を紹介してくれるのですか？

先輩

男性を紹介するよ。
両方いけると人生は２倍楽しいから。
どうする？

kouki

・・・話長いですよ。
車検の話ですよね？

先輩

おっと忘れていた。
車検だったよね。
君に最適な車検。

kouki

はやく教えてください。
私に最適な車検を。

先輩

うん、ユーザー車検。
君に最適な車検。

kouki

ユーザー車検！？
私には無理ですよ、興味はありますが知識も工具もないですから。

先輩

君は自分で完璧に整備して車検場に行って通すものだとおもっているね？

kouki

違うんですか？

先輩

それができるならいいけど、基本的にそんなことができる素人いないよね？

kouki

はい、普通の人はできないと思います。
ユーザー車検やっている人はセミプロみたいな人だと。

先輩

できないことはないけど、まず車検のシステムについて教えてあげよう。
車検は検査項目が決まっているから、そこが壊れてなければ通る。

kouki

それは知っていますよ。
でも、自分でブレーキパッド等の整備はできないですし、車検は業者に任せないと壊れそうで。

先輩

業者に任せていれば次の車検まで車はこわれないかな？

kouki

まあ、確かに業者で車検を通しても壊れるときは壊れますけど。
ですが、ミッションオイルやブレーキパッドの交換はできません。

先輩

うん、交換作業ができないから業者に任せる、ということが正解だよね。
業者に任せても壊れるときは壊れる。

kouki

確かにつまるところ、そういう考え方にいきつきますね。
自分でできないから業者に任せる、そのお金はしかたのないものだと。

先輩

仕方ないお金ではある。
車検費用はどういう構成かしっているかい？

kouki

重量税と自賠責保険代。
そこに検査代や部品交換費用、工賃と手数料が加わる感じですよね。

先輩

そうだね。
税金や自賠責保険代金は変わらない。
変わるのは業者に支払う工賃や代行手数料が違うから、あそこの車検は高いとか安いとかいわれるんだよね。

kouki

そういうことですよね。
安くするならあまり余計なところを修繕しない業者にまかせるしかないんですね。

先輩

そういうこと。
だけど、そこをユーザー車検で通せば手数料となどが浮くからやすくなるってことだね。

kouki

言っている意味はわかりますよ。
ですが、整備ができないという点で、全体的に考えてユーザー車検は選択肢に入りませんよ。

先輩

それなら、整備の問題が解決すれば選択肢に入るということだね。
それなら点検整備のみを業者に任せて、車検自体をじぶんでやればいいよ。

kouki

そんなことができるんですか？
車検と整備は一体のものではないのですか？

先輩

一般的な車検について改めて説明してあげるよ。
車検は税金、自賠責という確定の金額に、罰則はないけど法的義務である24か月点検とそれに関わる工賃、部品代、加えて手数料という構成なんだよね。

kouki

はい、わかります。

先輩

そこで、点検整備を業者に任せると、ユーザー車検では何が消えてくる？

kouki

手数料ですね。

先輩

そのとおり。
手数料はたいていのところで１万円以上は取るんだ。

kouki

はい、それも理解できます。
でも１万円で車検場に持って行ったり、一日かかりで車検を通して書類を提出する手間を考えたら・・・。

先輩

そこがみんな勘違いしているところ。
車検自体は１５分程度で終わるよ。

kouki

マジですか！？
車見せるだけのレベルやないですか。

先輩

まあ、そんな感じだね。
唯一、平日の時間と、光軸だけ注意すれば絶対にお得。

kouki

平日の時間は休みをとれば確保できますが光軸って？

先輩

簡単に言えばヘッドライトの向きだね。
それだけは業者でも整備してくれるところは少ない。

kouki

やっぱダメだ、訳が分からないです。

先輩

光軸は車検場のそばで調整してくれる場所があるんだ。
2,000円かからない料金で。

kouki

それなら、業者に点検に出して受けるユーザー車検ならできるかも。

先輩

そうだよね。
かつ、24か月点検は車検の前後を問わず、車検通過後に受けてもいいんだよね。
それで１万円変わるなら大きいよね。

kouki

本当にこの国は制度を自分で知ろうとしないと、ケツの毛までむしられますね。
今まで盲目的に車検を受けていた・・・、先輩、次回の車検はそれで行きます！

先輩

いいね、やってみようとすることは大事。
君に腕のいい整備士がいる業者を教えてあげるから、そこで点検だけ受けるといい。
そこで整備をしてもらった後に車検場に行ってきなよ。

はい！これも経験、やってみます。

先輩

また、ユーザー車検を受けた結果を教えてよ。