【師弟関係】過去から現在の韓国と日本の関係について考えてみた。

どうも!koukiです。

今日は、今にっちもさっちも関係が立ち行かなくなっている隣国の韓国との関係について、歴史好きである私の立場から語っていきたいと思います。

私は日本人ですし、どうしても日本寄りの考えになりますが、ここ数年の韓国の対日姿勢はあまりにも偏重していると感じます。

国家間問題と国家体制

ここで韓国以外の国との問題を簡単に挙げてみたいと思います。

  • 尖閣諸島の領土問題と周辺開発問題、反日教育問題を抱える中国
  • 北方領土問題を抱えるロシア
  • 拉致問題、核開発問題を抱える北朝鮮

などです。

中国とは戦略的互恵関係(気に入らない国だけどお互いの利益の為に理性的に経済や政治を対応させる関係)等という言葉のマジックのような言い方で一応は大きな対立は避けています。

但し、天安門事件以降は国家をまとめあげるための反日教育が相変わらず行われています。

ロシアについても北方領土問題が相変わらず残っていますが、実効支配されて半世紀以上経つ今となっては、もはや二島返還が現実的な路線で、全く進展はしないものの話し合いは継続しています。

北朝鮮については拉致問題が全く回転していませんし、核開発問題も日本の安全保障上何らかの妥協点をみいださなければならない問題です。

国交もなく、現実的に日本を飛び越えるミサイル発射実験を繰り返すこの国が、日本の安全保障上、最も仮想敵国に相応しい国です。

以上の点から、いかに韓国との関係が異常なのかを考えていきましょう。

中国、北朝鮮、ロシアについてはまず国家体制が異なります。

併せて中国以外は平和条約を結んでいません。

その中で日本と韓国とは国交が樹立されているうえ、国家体制は資本主義で同じ、共にアメリカとの同盟国で、間接的に同盟関係にあること、双方が密接に人や物資が動く経済活動の存在があり、共通の敵(北朝鮮、ロシア)の存在、これだけ同じ方向を向いているにも関わらず、

  • 靖国神社参拝問題
  • 慰安婦問題
  • 徴用工問題
  • 竹島実効支配問題
  • 日本海の名称問題
  • レーダー照射問題
  • 軍事転用可能技術流出問題など

これだけ大小の問題山積みの関係は他の友好国ではありえません。

かつ、どれもこれも折り合いがつくレベルの話し合いはできておらず、解決合意に至っても、大統領が変われば完全に反故にされるという状態です。

更に韓国は仮想敵国として北朝鮮のみならず日本にも向けていることで、とても合同軍事訓練ができる関係でも、それにふさわしい相手でもありません。

更に国家をあげて敵を作り、国の結束を高めるため、1980年代に中国に倣って始めた反日教育は中国よりも熱心にいそしんでおり、日本人に係ること自体が売国奴とレッテルを貼られる徹底ぶりです。

中国や北朝鮮と韓国が異なるのは、一応民主的に選挙で選出された国民の代表である大統領の方針であるということころです。

一個人の感情で考えれば、単純に、嫌だな、やめてほしいな、という気持ちになりますが、日本という国は『遺憾』という言葉を表明することを継続していました。

日本が加害者であるという意識を持ち続けた対応ということになるかと思いますが、韓国との関係に我慢と耐え忍ぶ状態が続いています。

ここにきて日本政府は韓国に対する優遇措置の解除を決めましたが、本当にやっと見える形として対応をしたなぁと感じます。

優遇措置の解除は、実質的な影響はほとんどないはずですが、禁輸レベルの処置なのかと思う程、韓国があまりに騒ぎ始めるので、日本になんらかの措置をとられたことが余程意外だったのかもしれませんね。

韓国はそれに対する報復措置で、飛行機を飛ばさないとか、同じく日本に対する優遇措置を解除するとか、本当に首脳陣がち密に考えて打ち出した国家の対応なのだろうか、と思う程安易な報復を言い出したことに新めて、

韓国って国は本当にスゲー国だなぁ

という印象です。

日本と韓国の簡単な歴史

韓国という国は、日本にとって元々は先進国でした。

農業革命である稲作や、青銅、鉄器作成の技術、陶器の技術など、古代の重要な文化や技術は朝鮮経由で入ってきていましたよね。

今の日本人の多くは朝鮮半島から渡ってきた人々です。

先進技術をもってして日本を統一した大和朝廷、つまり天皇ですら元々を辿れば最先端の技術を持った朝鮮人であった可能性も十分に考えられます。

引用画像:http://yamato81.hatenablog.jp

朝鮮は未開の国である倭(ヤマト)を一つ格下の中国の弟子である朝鮮のさらに弟子のような感覚でいたようです。

しかし倭が力をつけてくるに従い、倭は朝鮮に侵略して任那という日本の息がかかった国を持っていたことがありますし、逆に朝鮮からの侵略を恐れて防人という九州を守る防衛体制を敷いていたこともあります。

対馬は度々侵略され、元寇の際には高麗の軍隊に日本が侵略され、壱岐、対馬は激しく住民が殺戮されています。

元寇の約100年後に今度は豊臣秀吉が朝鮮出兵によって朝鮮に攻め込み、兵士はもとより住民である朝鮮人を虐殺しています。

敵の首を国に持ち帰って恩賞を受け取るにはかさばるので、耳を削いで持ち帰ったといわれます。

朝鮮王朝は古くは中国の冊封体制(中国の周辺国は中国の属国)に組み込まれて体制を維持しており、基本的には他国を侵略して国土を広げるという意識は薄かったと思われます。

室町時代から江戸時代にかけては関係が悪化して途切れたりはするものの朝鮮通信使が定期的に遣わされて基本的には良好な関係を築いていました。

ただ、朝鮮は古くは中国に従い、産業革命後は欧米の強国ロシアの影響化に染まりつつありました。

日本の明治時代には、日本はロシアの南下政策を恐れ、ロシアにあがらうことなく強国ロシアの影響化に染まりつつある朝鮮に対して、日本の国防のため、一応朝鮮の合意を得た形を取って日本は朝鮮を併合して、第二次世界大戦が終わるまで日本の国土としています。

伊藤博文が朝鮮で安重根に暗殺されるといった反応を考えれば、やはり併合の反発は当時から間違いなくあったといえます。

朝鮮を併合してからは日本語教育、創氏改名等、非常に強めの同化政策をとるに至り、朝鮮人は日本の国の一部として、第二次世界大戦に日本の兵士として参戦させられています。

同時に日本の国土としてインフラ整備に多額の資金を投入して、鉄道の敷設や産業の振興を行っていますが、これも日本の国土の一部だから行っていることです。

ロシアの南下を防ぐためという自国の防衛を考えて朝鮮を併合しているのです。

国を守るために日本にすり寄ってきた朝鮮のために併合したという意見もありますが、それはさすがに身勝手な考え方だと思います。

日本が敗戦して、朝鮮は解放されアメリカ、ソ連の影響下で南北に分断、その際に敗戦後の日本は朝鮮戦争でアメリカに物資を提供して、高度経済成長の礎を作り、現在に至るというおおまかな流れになります。

以上のとおり、朝鮮という国と日本とは古代から双方が大きな影響を与え合っていたといえます。

戦後の韓国との関係性

戦後の韓国はアメリカとの協力関係を強くしています。

中国、ロシア、北朝鮮に対する最前線という位置関係です。

日本とは戦後間もなくの頃から細々と慰安婦問題を取り上げていましたが、1965年(昭和40年)には当時の韓国国家予算の2年分以上の資金提供を行うとともに、戦前に日本が構築したインフラ権利の譲渡などの見返りを行ったうえで、日韓基本条約により国交を樹立しています。

国交を樹立するということは互いに法律よりも上位にあたる条約を堅持する必要があるのですが、韓国政府は国内産業振興を優先して、国民に対する補償をする対応は取りませんでした。

1970年(昭和45年)を過ぎたあたりから、日本国内の一部の思想家からも慰安婦問題に油を注ぐような話が持ち上がり、それに韓国が乗っかる手法が基本となってどんどん問題は膨らんでしまいました。

基本的に条約で締結したはずの戦後の個人補償について韓国政府に向かせず、直接日本に向かせることで問題は複雑化してしまいました。

それでもNIES商品やおいしいキムチ、韓国海苔、双方の旅行などでの渡航、韓流ブームなど、何度も関係を改善する兆しやきっかけはありました。

私もNIES商品のおもちゃでよく遊んだ記憶がありますね。

ですが、日本では問題が未だくすぶっている状況で靖国神社参拝を大々的にすることで問題を引き戻し、韓国では領土問題で火種になりかねない竹島に時の大統領が上陸して実行支配を開始してしまったり、慰安婦像を世界中に建て始めて大々的に慰安婦問題を宣伝し始めたり、果ては日本機にレーダー照射するも調査や明確な回答をしない対応を取ったり、泥試合の様相となりました。

民間レベルでの交流はつづいていましたし、国家レベルでも8月15日には毎年のように韓国向けに謝罪文言を発表していますが、誠意が感じられない、謝罪が足らないとして問題は継続し続け、最終的に日韓合意に至ります。

『最終的、不可逆的解決』という内容でしたが、あっという間に何事もなかったかのように合意は反故にされてしまいました。

関係がよくなるかも、と思っても元に戻るどころか、元の関係よりも悪化していくようなスパイラルですね。

今後の関係性に対する思い

私が会ったことのある韓国人は、面と向かって反日を言い出す人はいません。

それは普段の生活でも同じことで、思うところがあってもお互いがそれなりに気を使いながら良好な関係を築いていくものです。

いがみ合うことはお互いの利益になることは全くありませんから。

それは国同士でも同じことで、良いところを探しあい、認め合うことで、お互いが歩み寄るものです。

国によって考え方が違うのは当然ですが、その基本は変わりません。

子供同士だったらどうでしょうか?

喧嘩をすることは頻繁にあります。

ですが、すぐに仲直りして遊び始めます。

1分、2分前の喧嘩がなかったかのように仲良く笑っています。

結局のところお互い楽しく笑っていたいだけなんですけどね。

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