
どうも、koukiです。
さて、ブログ開設1周年企画として、かなり自己満足の記事を書いていきます。
第一回は私とパソコンの人生での接点ということで、ゴキブリ潰しゲームや、友達の家で初めてインターネットに触れたところまでお話ししました。
今回はその続きになります。
もくじ
自分のパソコン!マイコンが欲しい!
マイコンって・・・自分で書いて恥ずかしくなりました。
カァ~!恥ずかしい!
友達にインターネットの素晴らしさと、パソコンでやったこともないような変わったゲームをやらせてもらった私は思いました。
パソコンが欲しい!
第一段階は、やはりゲームができるというところです。
同時に、パソコンの可能性を見た私は、これからは間違いなくパソコンとインターネットが時代を席捲すると強く感じていました。
ゲームができるパソコンいらんかね?
大学の同級生の友達に、とある巨大下着メーカーの息子がいました。
彼とは仲が良く、部屋に遊びに行っては朝方まで一緒に映画を見たり、ゲームをして過ごしていたのです。
ある日、
「新しくノートパソコン買おうと思うんだけど、このパソコン貰ってくれんか?」
と言われました。
彼の持っていたパソコンは
富士通のFMTOWNSⅡ !
いやいや、さすが金持ち・・・欲しい、欲しいさ!
ということで、私はFMTOWNSⅡを手に入れたわけです。
やっと手に入れたパソコン、自分だけのパソコンだからマイコンだ!
ですが、あまりに古すぎました。
見た目は立派なパソコンですが、機能は素人の私でも満足できないクソなパソコンでした。
このパソコンはWindows95がかろうじて入っているものの、できることといえば
ああ~!懐かしい、と思った方いますか?
パソコンゲームといえば同級生!流行りましたよね。
確かにパソコンゲームですし、絵は綺麗でした。
ですが、私はエロゲーにさほど興味がないことと、エロゲーは文章を読むのが面倒であること、そしてゲーム要素が薄いことで面白いと思いませんでした。
初めてのパソコンを手に入れたものの、私の求めるものではありませんでした。
結局、私も友達にあげることにしたのですが、その友達も大喜びで貰っていってくれました。
新しいまともなパソコンが欲しい・・・
その思いは強くなるばかりでした。
初めて自分でパソコンを買う!
当時、県外の大学で下宿していた私は欲しいものがいくつかありました。
車、単車です。
車や単車があれば少し遠い条件の良いバイト先で稼ぐことができ、行動範囲が広がることで大学生活が謳歌できると考えていました。
また、私の周りの友達は仕事をして給料をもらいつつ、車を所有してどんどん行動範囲を広げていた時期でした。
好きな車をいじって可愛がるという感覚、車が第2の部屋のように使えるメリットなど、車は非常に魅力的なものでした。
また、単車についても、この先仕事をして給料を得るようになれば、移動手段としては最終的に必ず車になり、おそらくは単車に乗るタイミングは今しかない、という思いもありました。
とにかく遠方に行ける移動手段を私は強く欲していました。
なんせ私が住んでいた大学は山奥でしたので、大学生バイトが飽和状態の地域で、最低賃金を割り込むようなバイトもあったほどです。
このことは別の記事で書いていますが、本当に悲惨でした。
そんな中、私はバイトに恵まれて、ある程度まとまったお金を貯めることができました。
ただ、全てを手に入れる程の余裕はありません。
いよいよ選択の時がきました。
車か単車か、そしてパソコンか。
私は決めました。
パソコンを購入したのです。
HITACHIのフローラというWindows98がインストールされたパソコンを16万円程で購入しました。
お金のない大学生の私にとっては断腸の思いで購入したパソコンです。
HITACHIってパソコン作ってたんだ!?
店に行くまで知りませんでした。
スペックと価格だけで選んだパソコンです。
今ならば、価格.comなどで簡単に性能や機種を調べることができますが、この時にはまずインターネットがないですからね。
私は夢中になってパソコンを触りまくりました。
但し、何かをできるソフトも、インターネットも接続をしていない状態で、です。
入っているソフトはワードとエクセルくらい。
インターネットを接続する金がない!
下宿先のアパートでは、未だインターネットを接続している人はいませんでした。
ましてやパソコンを持っている人もいません。
私は車と単車を断念してパソコンを買いました。
もはや金はありません、食費も削るレベルで一括購入してしまいましたから。
ソフトを買うお金もない。
やることといえば・・・
小学生の頃にやったように、ワードで物語作りです。
今回はローマ字入力のキーボードです。
何作も何作も作りました。
そして物語作りに飽きると、Windowsの内部探検をしていました。
本当に時間だけは有り余っていましたから、暇さえあれば物語作りかWindowsの構造を見ていました。
Windowsの基本構造は、この時に覚えたといっても過言ではありません。
インターネットを接続させたくても、本当にそれをする金がなかったのです。
私がインターネットに密接に触れ合うのは、まだ先のことです。
この時大学3年生、とにかく金がなかったですね。
まとめ
まだまだ、インターネットという宇宙には飛び出せません。
今のようにWifiやデザリングというものはありません。
プロバイタと契約して、電話回線を接続して、電話料金を支払っていかなければいけません。
パソコンを持っているだけでは私の気持ちは満たされません。
ません、ません、の私がどうなっていくか。
パソコンとインターネット世界への欲求は高まるばかり。