【真実】無駄はないという話①ゲーム編
どうも、koukiです。 人生は無駄の塊でできています。 学校で習った因数分解、国語の三段活用など。 人によってはその専門に進んで生きる糧にしているかもしれませんが、ほとんどの人にとって一つ一つが人生で二度と使わないことです。   しかし本当に無駄なのか? それを浅く知っているだけで、その存在を知っているだけで役に立っていることがあるのではないか?   例えば小説本を読んでいて、その概要を知っているだけで物語に理解が深まり面白く読める、そんなこともあるはずです。 人生の意味は突き詰めると、いかに楽しく充実して過ごすかということです。 充実する部分には仕事に専念することも含まれますが、それよりも今の時代余暇をいかにして充実させるかの方が重要だと考えている人が多いのではないでしょうか。 余暇の楽しみがなければ、人生はどれだけつまらない意味のないものになるか。 つまりは、無駄だと思われるものにこそ、人生の意味があるのではないかと掘り下げて考えて、人生の無駄について語ってみたいと思います。   娯楽には様々なものがあります。 パチンコ、スキー、スノーボード、釣り、ボーリング、カラオケ、ゲーム、料理、読書など。 どれも衣食住には直接関係のないものです。 つまり、生きるための必須のものではありません。   今回は時間の無駄の代表格であるゲームについて書いていきます。

ゲームの無駄さ加減を語る

ゲームは時間を浪費します。   本当に面白いゲームは一日中やってられますし、それを1,2か月継続してやることができます。 人生をゲームとして考えれば楽しいはずなのですが、人生は人生、ゲームはゲームです。   週末に彼女と会う日、新しいハマるゲームをやっている時期だと 「彼女と会うのめんどくせーな、ゲームやりてぇな。 やっぱ用事ができて急に行けなくなったとか言わねぇかな。」 と考えます。 わかってますよ、サイテーです(笑) 我ながらクソだと思いますね。 これが私だけの最低の感覚なのかもしれないと思っていましたが、結構いますね、この考え。 女性から見ればはっきりいって最低ですよね、ですから女性にこのように考えているなんて口が裂けても言えません。   対人関係についていえばゲームは最悪なんじゃないかと思います。 時間もひどく浪費します。 この時間を勉強や本読み、運動に当てたならばどれだけ充実感が得られるか、と考えたら愕然としますね。   良い面をしいて言えば、友達と共通の話題が一つできるというところですかね。 結論、ゲームは無駄だと断定できます。

ゲームで得られるものはあるの?

しかしこの話はここから無理矢理人生に深みを出すという話にもっていきたいと思います。   ゲームで得られるものは、達成感です。 ゲームの世界で成長を感じることができます。 ですがゲームの世界、現実には何も成長していないかのように思えます。   それでも小説を読むのと同じように主人公の感情変化、状況対応能力、問題解決、状況判断を養うことはできます。 様々な立場のキャラクターがおり、それぞれの考え方があります。 現実世界でも同じような状況がありますし、なによりも人間が想像できることは現実でも起こり得ますし考えられるということです。   もう一つ得られるものが 楽しんで得られる知識。
ユヴァル・ノア・ハラリのベストセラー著書『サピエンス全史』には人類の進化から文明を築き上げるうえで繊細で複雑な経過をち密に書かれています。 この本とゲームが繋がるのですが、ゲームが他のものと繋がることは結構ありますし、これはゲームに限ったことではなくて、学校で習った二度と使わないような知識がある瞬間に何かとつながることはあります。

シヴィライゼーション

先ほどのサピエンス全史をわかりやすくしたゲームが シヴィライゼーション です。
このゲーム、人間が集団で生活するところから、最後は宇宙開発に着手するところまでをゲームにしてあります。  
  • 車輪の発明⇒物流の発達⇒通貨⇒金銀の採掘技術⇒鉱石の加工⇒石炭の発見⇒蒸気機関⇒鉄道⇒大量輸送 など
  • 埋葬⇒宗教の発達⇒教団の影響力⇒宗教戦争⇒戦争兵器の発達⇒遠距離攻城兵器⇒火薬⇒銃器⇒化学兵器 など
  • 農業発達⇒定住⇒領主の発展⇒封建社会の発達⇒領土戦争⇒城壁の発達⇒ など
車輪でいえば、木材加工技術や新素材の開発などの複合的な技術要素があるので一概にはいえませんが、過去の技術の蓄積であらたな技術が生まれて新たな社会ができるという人類の進歩を見事にゲームにしてあります。 他国に欲しい資源があれば自国のものを輸出して欲しいものを輸入するか、領土を奪い取るかのいずれか。 自国を富ませるためには他国に泣いてもらわなければならないことが多い。 自国を富ませるために他国と協力して、更に他国泣かせるか。   このゲームさえやっていれば、人類の進歩の過程はめちゃくちゃ面白く学べます。 本当にこれほどまでに時間が過ぎるのが早いのかと思えるほどです。 先ほど紹介した本と、このゲームさえやっていれば人類の辿った先史や歴史の概要はほとんど理解できますね。

桃太郎電鉄

同じくゲームをしながら学べる代表格としてモノポリーが挙げられますが、子供から更にわかりやすく学べるものは桃太郎電鉄です。2020年冬にはSWICHでも新作が出るようですね。 このゲームは資本主義が深く学べます。しかも非常にわかりやすく。   一億円を元手に、不動産などを購入してそこから得られる収入を更に投資して資金を増やしていきます。 普通の社畜の給料が月30万円だとすると、そのうち生きる上で必須の住宅費や食費などが10万円、娯楽などで10万円使うとします。 残るは10万円。 そのお金を投資に回すのか貯蓄に回すのか。 どうすればお金持ちになれるのか、それが理解できるはずです。 貯蓄をしていけば、貯蓄額は徐々に増えていきますが、それは収入を貯めた金額です。   投資すれば一時は手持ちのお金が減りますので、使った感覚にはなりますが、結果投資したお金以上が帰ってくるんだよ、というゲームです。

まとめ:ゲームは時間を浪費する無駄

ゲームは超絶に時間を浪費します。   ですが、ゲームで終わらせることなく現実世界で活用できるものとして知識を吸収すれば無駄ですが、無駄にならないともいえます。 無駄どころか、楽しんで学べるものでもあります。 楽しむことが人生の目的ならば無駄ではないですし、時間を浪費すると考えれば無駄の極みでもあります。 ただ、無駄の塊が人生に深みを加えることができるはずです。   土台、人生に意味を探そうとすること自体が無駄なことではあるのですが、無駄に自分なりの自己満足の意味を見出そうとする無駄にこそ楽しみがあるんじゃないかと思いますけどね~。 色々言いましたが、ゲームを知らなければ別の無駄に時間を使うわけですから、ゲームは無駄ですが、面白い無駄です。

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