どうも、koukiです。

 

 

結構先の話ですが、リニアモーターカーが岐阜県を走ります。

リニアは東京、大阪間を1時間ちょっとで走りぬけますが、すげえ速さですよね。

 

 

新幹線での東京大阪間は3時間程ですから、2時間の短縮はかなりのものです。

新幹線は大都市間をつなぐ高速列車として、現在日本のほぼ端から端まで開通しています。

 

ただ、開通当時、新幹線を地元に引いていくという利権が絡みに絡みまくって、中規模都市をぐにゃぐにゃと走りまくって、せっかくの高速列車はその無駄で、無駄な時間を消費しています。

 

 

特に、岐阜県の岐阜羽島駅。

あそこ、いらんでしょ。

と思っている人は多いと思います。

 

 

実際、あそこに駅を作らずに、桑名から大津へ抜けるようなルートを走ったならば30分は東京大阪間の時間短縮ができたのではないでしょうか。

 

もちろん鈴鹿山脈をぶち抜くトンネル工事は当時の技術では困難なのはよくわかりますけどね。

 

 

岐阜県民である私も、岐阜羽島駅の利用価値としては、

 

沢山の荷物がある時には、駐車場のある阜羽島駅へ車で行ける

(岐阜羽島駅周辺の駐車場は1日300円から500円程度)

 

という程度で、通常の移動であれば名古屋駅から新幹線を利用した方が便が良いです。

メリットがないわけではない、そういう感じです。

 

 

 

なぜこの駅が生まれたのか。

 

一言で大野伴穆という岐阜県出身の政治家の仕事によって生まれた、ということです。

(岐阜羽島駅について、面白い記事を書いている方がいるので載せておきます。)

岐阜羽島駅には大野伴穆とその妻が誇らしげに像になって立っています。

 

 

当時の岐阜県民にとっては、国の一大事業である新幹線敷設で県に駅ができることは、今回のリニア以上に魅力的で、地元に激変をもたらすものだと考えていたはずです。

 

 

新幹線の駅を岐阜県に!

 

 

岐阜市に新幹線の駅を作ったならば、今以上に岐阜は発展したでしょうが、今以上に無駄なルートを走ることになります。

そこで、最低限の無駄で、かつ岐阜県に新幹線の駅を作るとするならば、岐阜羽島であったということです。

 

 

岐阜羽島駅、岐阜県民の私でも利用価値はあまりありません。

地元の羽島市の方には利用価値があるかもしれませんが、岐阜羽島駅周辺の現在の発展ぶりをみれば、やはりあってもなくてもどちらでも的な扱いですよ。

 

健康食品のクロスタニン、高陽社がそびえ立つという場所という印象しかありません。

 

 

高速道路のインターチェンジも近いのでかなりの交通の要所ではあるのですが、どうしてあそこまで発展しないのか不思議でならないです。

 

 

 

今回のリニアモーターカー。

ルートはほとんど山の中。

 

リニアの大半はトンネルを通過していますので、新幹線のように車窓から富士山を楽しんだりすることはほとんどできません。

 

そんな激烈に速く東京、大阪を結ぶリニアですが、岐阜県を通過します。

 

岐阜県での停車駅は岐阜県中津川市の中津川駅。

全国的には岐阜県のどこにある市なのかわからないような場所だと思います。

 

 

当然山に囲まれているような場所です。

岐阜の中でも交通の便はあまり良い場所ではありません。

 

ですが、北へ向かえば下呂市、高山市へ行くことができますし、南へ向かえば愛知県へ行くことができます。

東へ行けば長野県という位置ですから、本当にいろんなところから中間という感じですね。

 

なんか似てませんか?

岐阜羽島駅ができた時の感じに。

 

 

今回は剛腕の政治家が介入したわけではないですけど、場所的に。

そりゃ、リニアという大事業ですから、期待感はすごいですよ。

 

駅ができれば中津川市が劇的に発展するんじゃないかって。

今、建設関係の利権、その後の街の発展に関係する利権がうずまいているみたいです。

 

 

A列車で行こうというゲーム知ってますか?

線路を引き、駅を作り、その周辺に街ができていく。

駅から郊外へバスが走り出し、駅付近は商店が並び、マンションが建ち、人が集まる。

人が集まれば大企業が商業ビルを建て、雇用が生まれ、更に周辺に人が住む。

駅の周辺にはオフィスビルが建ち、駅周辺の地価はあがり、土地の売買が活発になる。

 

そういった電車と駅から街が発展していくシミュレーションゲームです。

 

 

まさに中津川市は今、その状態です。

大きな期待感。

 

 

私が住んでいる場所からすると、新幹線を利用する方が便利なので、リニアを利用する機会はできたばかりだから、中津川駅から試しに乗ってみる、という使い方しかないかもしれません。

名古屋駅からリニアに乗れるのですから。

 

 

 

似てませんか?

岐阜羽島駅に。

 

 

 

期待感は大きい。

しかし岐阜羽島駅ができた後の今はどうなのか。

岐阜羽島駅はどうだったのか。

 

 

せっかく羽島市の岐阜羽島駅というしくじり先生がいるのですから、中津川市は劇的な発展を遂げてほしいです。

 

 

東京から東濃へ!

って恥ずかし気もなく25年程前に遷都スローガンを掲げたように、それを実現するような発展がみたいです!

 

 

インターネットが発達した今、新たな巨大駅の利益はいかほどか。

わからんです。

 

東美濃ナンバーの新設。

これもなんの利益があるのか意図がわかりません。

 

 

せっかくリニアの駅ができる場所なのですから、人が増え、産業が興り、みんなが潤い、中津川へ行きたい!ってすすんで使う場所になってほしい!

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