【自動車】ユーザー車検を岐阜陸運局で受けてみた!~その3~

どうも!koukiです。

 

いやぁ~、ユーザー車検って、本当にいいものですよね!

それではまた来週!

引用:http://jiyuuichiyaomiyage.com/

 

いやいやいや、終わりません!

水野晴朗を今、知ったあなた・・・。

水野晴朗は死んでます。故人ですな。

 

今更テレビで見かけることはありませんから、天空の城ラピュタとか刑事コロンボとか年イチで何遍も同じ映画見てきた世代にしかわかりませんよね。

シベリア超特急見たことありますか?

「戦争は絶対にやってはいけない!」

って殺人事件を解決した水野晴朗扮する山下奉文が語って終わるアナーキーな設定が、B級映画臭満載の面白みがあります。

 

 

そうじゃなくって、ユーザー車検 ~その3~ の始まりですよ。

今回でひとまず完結ですよ。

今回、岐阜陸運局で車検を受けてきましたが、その全てです。

素人自動車ユーザーの私がユーザー車検を受けるに至った流れについても読んでみてくださいね。

 

 

陸運局での、希望ナンバーと名義変更の同時更新もこちらに書いてありますので、中古車を買う方はこちらもどうぞ。

ユーザー車検を受る前の準備と把握事項

さて今回は、岐阜陸運支局での初ユーザー車検。

 

 

今まで、ディーラーや車屋さんにお願いして通してきた車検。

それを、今度は自分で車検場に車を持っていくユーザー車検。

 

 

初めてのことは

うまくいくかな?すんなりとできるかな?

という心配はつきものですよね。

 

でもそれ以上に、

これができれば次からはもっと上手にできる、これも経験、経験!

そういう楽しみ的な気持ちの方が強いですね。

 

私は実際にユーザー車検を経験して、今まで自分がいかに車検を大層に考えていたかを理解できましたよ。

車検って、本当は確認作業で車両ドックではないということがよくわかりました。

 

まず初めに岐阜陸運局の基本的な時間や場所関係を押さえておきましょう。

岐阜陸運支局の場所

ユーザー車検を行う岐阜陸運支局の場所は

岐阜市日置江2648-1 岐阜陸運支局

にあり、地図は以下のとおりです。

岐阜市南部にあります。

飛驒地方の方は高山市新宮町にありますが、手続きの流れは同じですので参考としてください。

岐阜陸運支局の受付時間

検査時間(車検レーンの受付時間)

午前の部 8:45~11:45

午後の部 12:45~15:45

登録時間(書類の受付時間)

午前の部 8:45~11:45

午後の部 13:00~16:00

です。

土日、祝日、年末年始はしっかりと休みになりますから、車検を通せるのは平日のみ

ということになります。

 

つまり最低条件で平日の午前、午後のいずれか。

車検の時間としては最大1,2時間必要ですので、会社を休んだり、遅出したり早退する必要があります。

まぁ、2年に1回のたまの車検くらい会社をブチ休んでやりましょうや!

車検通して気分よくカフェやランチにでもいきましょうや!

車検の予約

いきなり行っても受付してもらえません。

事前に岐阜陸運支局のホームページ経由で国土交通省のユーザー車検予約サイトから車検の予約をする必要があります。

予約自体は車検を受けることのできる2週間前(車検満了日から10週間前)から申し込むことができます。

 

ちなみ私は自動車修理工場での点検整備を終えて、すぐに2週間後の車検予約を入れました。

県外者が岐阜陸運局で車検を受ける場合

納税証明書(郵送されてくるハガキみたいなやつ)があれば全国どこの陸運局でも車検を受けることができます。

居住地の最寄りでもよいですし、岐阜陸運支局でも問題なく車検を受けられます。

車検証記載の使用者住所地が県外でも問題はないということですね。

持っていく物と必要書類

自宅から持参するもの

〇 車検を受ける車

〇 自動車検査証(更新前のもの)

〇 自動車賠償責任保険(更新前の自賠責保険証)

〇 定期点検整備記録簿(これについては最悪なくても可)

〇 印鑑

〇 現金(重量税+自賠責保険代+検査手数料)

〇 深爪していない指

 

前記について簡単に説明していきます。

・車検証について

車検を受ける車と今までの車検証は更新するので当然ですよね。

 

・自賠責保険について

自賠責保険も大抵車検と一緒に更新しますのでこれも必要です。

 

・点検整備記録簿

定期点検記録簿、最悪なくても可、と書きました。

いつもは業者に車検を依頼すれば点検をして車検を通過させますので、おそらく気にしたこともないと思います。

ですが、点検整備記録簿は自動車所有者に対して『2年に一度の法定点検が義務づけられている』ので、業者に任せても自分自身で行っても良いのですが、車検前後に点検をしなくてはいけません。

車検前後に、という点で最低でも車検通過後に点検を行えば良いということになりますので、車検時に必須のものではありません。

ですが、法的義務ですので車検が通過したからといってこれをしないならば、車に乗る資格はありません。

ですから点検記録簿も車検時には持って行ってください。

 

・印鑑

印鑑については後述する書類に印鑑を押す必要がありますので、事前に書類を入手して捺印している方以外は持って行ってください。

 

・現金

そして現金!

国策でキャッシュレスを推進しているくせに、肝心の公的機関は未だクレジットカードやペイアプリに一切対応していませんので、大金になりますがそれぞれの支払う金額をこのサイトで確認して支払える現金を持参してください。

 

・深爪していない指

これも大事でした。

その理由はこの後の流れでご説明します。

 

陸運局で作成提出する書類

陸運局に置かれている書類に車両に関する情報、使用者に関する情報を記載して提出する必要があり、以下の3点を陸運局で作成提出します。

〇 自動車重量税納付書(印紙を陸運局で購入して貼り付けする)

〇 継続検査申請書

〇 自動車検査票 ・手数料納付書・印紙・証紙

いずれの提出書類も陸運局においてあり、自分の車検証を見ながら該当するコード番号などを記載していくだけですので、書類作成自体はさほどの苦労はしないはずです。

 

私は事前にこれらの書類を入手して記入済みでしたが、せいぜい5分~10分あれば余裕で作成できる書類です。

また、不明点があれば岐阜陸運支局には『ユーザー車検』という窓口が設けられていますので、わからないことは聞けば割と丁寧に教えてくれます。

知識ゼロでも怒られませんし、邪険にも扱われませんので安心してください。

私も書類提出場所や以後の手続きの流れについて簡単に質問をしただけで、おおよその窓口で、次にやること、行く窓口について教えてくれます。

 

免許を取るために自動車学校に通っている時に思いませんでした?

車を普通に運転しているおっさんやおばさんは実はスゲーんだな!って。

それと同じ感覚で、普通に車両の登録をしている業者の人たちはスゲーな、と思いますがやれば誰でもできることです。

心配することはありませんね。

ユーザー車検当日の流れ

岐阜陸運局の建物は以下のとおり、岐阜陸運支局、自動車会議所、自動車税事務所、そして東側には車検レーンがあります。

 

どこに何の窓口があるのか、それすら知らない状態で行きましたので、そういったど素人の視点から、ユーザー車検を受ける一日の説明をしていきます。

書類の作成と提出

平日の朝、自宅を出発して岐阜陸運支局には午前8時35分に駐車場へ到着しました。

 

平日に車検受けに行く人ってどんな人達なんだろ?

 

窓口受付開始が午前8時45分とホームページに記載されていましたので少し早めに行きました。

私が到着すると既に建物内には職員以外の人が歩いているのが確認できましたので、時間前ではありますが既に業務は動いている様子でした。

 

 

午前8時40分、私も建物内に入ります。

建物内は平日朝ということもあり、つなぎを来た業者らしき人がちらほら。

しかし、私が行く窓口は重量税支払窓口からなので誰も並んでいません。

本来ならばユーザ車検時にここで入手して記載する書類が3点(先ほど記載したもの)がありますので、8番窓口(ユーザー車検受付)に行き、必要書類一式を受け取るところですが、私は事前に入手して記載していましたので、早速重量税の納税窓口へ向かいます。

重量税の納税と印紙、証紙の貼付

まずは10番窓口へ向かいます。

 

綺麗なお姉さんが受付です。

「いくらのお支払いですか?」

と聞かれました。

 

つまり、自分の車の重量税は自分で調べて支払う必要があるのですね。

窓口で重量税34,200円、手数料1,800円を現金で支払い、印紙と証紙をもらいました。

窓口横の机で、自動車重量税納付書に印紙を貼付します。

国交省の重量税チャートのリンクを載せておきます。

 

自賠責保険の更新

次はすぐ隣の12番窓口へ行きます。

 

今度は物腰穏やかな丁寧な口調の中年男性が対応してくれました。

ここで今まで使っていた車検証と自賠責保険証、現金25,830円を提出します。

自賠責保険証を2年で更新しました。

 

申請する本日から保険効力が始まるのものではなく、前回の自賠責保険が切れる日からの更新をしてくれました。

ただ・・・自賠責保険って、使う場面ってないですよね。

事故は全て任意保険でまかなうので実際のところ保険会社の丸儲けです。

任意保険入っていれば免除できる制度があればいいのにな、と思います。

書類の提出

これで書類は揃いました。

 

8番窓口へ行きます。

 

この窓口は『ユーザー車検受付、車検相談コーナー』と大きな看板が掲げられています。

ここに先ほど印紙、証紙を貼付した自動車重量税納付書や更新した自賠責保険証を含む書類一式を提出し、受付印を押してもらいました。

これで車検レーンへ行けます。

 

私は車検レーンの位置すら知らなかったので職員さんに聞きました。

車検レーンは建物の東側にあります。

そこまで自走して車を移動させます。

車検レーンに並ぶ

車検レーンに並んだのは午前9時。

陸運局に到着してから、おおよそ25分程度で車検レーンに並ぶことができました。

 

何度も言いますが私は事前に提出書類を用意していましたので多少早めに進行しています。

実際に陸運局で書類をもらって記入して提出するならば、書類提出から車検レーンに並ぶまでの所要時間は30分程度だと思います。

平日のこの時間でも、既に各列6,7台程度の車が検査レーンに並んでいました。

 

トラックを扱う運送業者や自営業者、自動車業者が多い印象です。

車検レーンは1~5、DSレーンなるものがあります。

 

1は二輪車、2~4は小型、5は大型中型(簡単に言えばトラックですな。)と書かれています。

3はこの時改修工事中でしたので、2か4のレーンに並ぶのですが、私は4レーンに並びました。

 

というのも同じく岐阜陸運局でユーザー車検について書かれている気ままにDIY 車とパナホームの暮らしというサイトに絶対に4レーンに並ぶべきだ、と書かれていました。

 

その理由は行けばわかりました。

最初以外はほぼレーンを走っていくだけの自動で検査ができるからです。

 

3の改修工事はおそらく自動化の改良と思われますが、令和元年12月10日までの工事ですので、この記事を読んでいただいている時には4レーンも自動検査レーンになっているはずです。

 

ですので、3,4レーンに並べば短時間で検査ができます。

検査レーンに入る前の係員による確認

検査レーンに並んでいると、係員が順番に灯火類の確認をしています。

 

私のところにも係員やってきました。

ここで『初めてのユーザー車検』であることを伝えました。

簡単な流れを教えてもらい、そのうえで車検証の提示を求められました。

 

ボンネットを開けるように指示を受けますので、ボンネットを開けます。

係員による

・車体番号の確認

・左右ウインカー、ハザード、フォグ、スモール、ヘッドライト、ブレーキ、バックライトの点灯確認

を行いました。

 

そのまま係員はタイヤやブレーキパッドを叩いて足回りの確認をしてくれました。

 

午前9時20分、いよいよ車検レーンの順番が回ってきました。

先ほどの係員さんが伝達してくれたらしく、素人で初めてのユーザー車検の私に1名の係員が専属でついてくれました。

 

以後は係員さんの説明と電光表示板の指示に従い自動検査を受けていきます。

電光表示板には、『進め』、『待機』、『〇』、『×』などの表示がされます。

前車が移動して空いても、全てこの表示に完全に従って車検を行います。

排気ガスチェック

まず初めに排ガスの検査です。

 

プローブと呼ばれる棒を車両のマフラーに突っ込みます。

しばらくアイドリング状態で待っていると検査終了の表示が出ました。

プローブを抜いて、受付時にもらっているシートに結果を記録します。

 

このシートに記録することを忘れて進んでしまう人がいるようで、検査が終了したら忘れずにシートを機会に突っ込んで記録しましょう。

記録も自動化されており、記録機にシートを突っ込めば記録してくれます。

おそらく排気成分を検査しているのだと思いますが、『CO(一酸化炭素)』、『HC(知らん!)』と表示されます。

合格しました。

サイドスリップ検査

次はタイヤのサイドスリップ検査です。

 

タイヤ性能検査ですが、これはオートマ車ならばクリープでそのまま進行すれば問題ありません。

通過する際に「キュキュ!」と大きな音と共に揺れますので、びっくりしますがブレーキを踏んではいけません。

 

機械による検査なので、人間の感情などおかまいなし、やりなおしなしで不合格をつけてきます。

(やりなおしはもういちどレーンに並ぶ車の最後尾へ)

 

心を落ち着けてクリープで進め!

 

何がどう良かったのかわかりませんが、合格しました。

これも機械にシートを入れて記録します。

スピード、ブレーキ、光軸検査

次の検査機へ進みます。

 

4か所あるローラーの上に前輪、後輪タイヤが来るように進行します。

乗り上げる感覚ですので、ちょうどいい位置で停止させるのはなかなか難しい。

タイヤを載せてもパーキングにせずに、N(ニュートラル)のまま待機します。

 

「ガクン」となって完全にローラーでタイヤがコントロールされて車両が浮きますので、ドライブのままでも車は進行しなくなります。

私はこの状態を経験することが初めてですから、係員さんが「ドライブにしてアクセルをふかして!」と言われても検査機からものすごい勢いで飛び出してぶつかってしまうんじゃないかと思うと怖いわけです。

恐る恐るアクセルを踏み込んでいきます。

40キロ走行、パッシング

電光表示板に『40Kmまで速度を上げる』と表示されました。

 

私は指示されるがまま、ドライブに入れてアクセルを踏み込み、40Kmで維持します。

その後、『パッシングする』と表示されるので、パッシング(ハイビームライトをパー、パーっていう感じで照らす)をします。

なんか忙しいな、初めてのユーザー車検ですので、やることが慌ただしい。

 

ブレーキを踏んで速度を落とせ、との電光掲示板の指示が出ます。

合格しました。

サイドブレーキを引くように指示が出ますので、サイドブレーキをかけます。

合格しました。

光軸検査

そのままの位置で停止していると、機械が動いて車の前にデカイブラウン管のようなレンズが現れました。

左右のライト前で停止して、その都度確認をしているようです。

 

『ロービーム』、『ハイビーム』の電光表示板の指示が出ますのでヘッドライトを点灯して、それに従います。

やり直しますって?・・・んん?

『×』!!

 

おいおい、『×』って不合格かよ!

 

 

私はここで不合格をもらいました。

光軸は最も検査で引っ掛かる項目らしく、私も漏れなく引っ掛かりました。

そのまま検査は続きます。

下回り検査

車を前進させます。

地面中央に大きな溝がある位置で停車します。

ここで車体の下部を検査するようです。

 

ハンドル操作を誤ると溝に落ちるんじゃないかと思い、かなりおそるおそる進めます。

溝の下に係員さんが居て、下回りを叩いて検査してくれます。

 

専属の係員さんが

「進んでシートに記録してください。」

というので、言われるがまま進みます。

合格か不合格かわかりませんが、シートを入れると「合格」と記載されていました。

 

この時点で車検レーンは午前9時40分に全ての検査を終えました。

レーンに並んで40分で全工程が終了したので、全て合格ならばこの時点で車検は終了となります。

再検査を受けるためにテスター場へ

一通り検査が終わりましたが、私はヘッドライトの光軸検査が不合格でしたので調整しなくてはいけません。

 

事前に光軸が不合格になりやすいこと、近くにテスター場という車検を通すための民間の調整整備工場があることは聞いていましたので、これも勉強だと考えて早速テスター場へ向かいます。

 

スギヤマテスター場

岐阜陸運支局から約300m西へ向かうとスギヤマテスター場という整備工場があります。

 

午前9時45分、スギヤマテスター場へ到着しました。

入口と思われる位置に作業員と思われる女性が立っていました。

 

光軸調整を依頼すると、

調整料金は1,100円

であることを告げられ、その場で現金で支払います。

 

そのまま整備工場内に車を進めます。

作業員さんに停止位置を指示され、車検レーンで出てきたものと同じような機械がヘッドライトの前に現れて、電光表示板に数値が表示されました。

この数値が良いのか悪いのかもわかりませんが、ボンネットを開け、ヘッドライトを点灯するように言われるので、ボンネットを開けました。

 

おおよそ3分間の調整の後、

「ハイビーム検査時はライト角度を0位置でやってね。」

と言われました。

ヘッドライトの角度調整できる車両は角度を上げずに一番低い位置で行ってくれ、という意味で理解しました。

 

再び車検場へ行きます。

1度目の再検査

スギヤマテスター場で光軸調整を受け、今度こそ、と検査レーンに並びます。

 

相変わらず車が並んでいますので、再びその列に並びます。

 

事前の検査係員が近づいてきたので、

「光軸のみの再検査です。」

と伝えると、

「先ほどのウインカーなどの検査は飛ばしてそのままレーンに行くように」

と指示されました。

 

再び第4レーンに並びます。

光軸の再検査

さあ、再検査だ。

きちんと調整を受けてきたぞ。

 

先ほどの専属の係員さんが「再検査というボタンがあるので、それを押して初めてください。」と教えてもらったので、そのとおりに始めます。

さっきと同じようにヘッドライトの前に板が現れて検査していきます。

 

 

・・・・

なんと、右のロービームが再び不合格!

なんてことだ!
スギヤマさん、なんてことだ!
こんなことあるのか、調整受けて不合格なんて・・・。
車が古いからか?16年目の車で古すぎるからか?

 

シートを機械に入れると、先ほど不合格のスタンプが押された部分に再び不合格のスタンプを押され、少しずれた二重の不合格表示に。

再検査は午前10時5分に終了です。

 

ここまでの経過は動画でそのまま見れます。

スマホをダッシュボード上に置いて記録していますのでスマホが倒れるなど映像が乱れて見苦しいですが、車検レーンの映像です。

2回目のスギヤマテスター場

再びスギヤマテスター場へ。

 

受付の係員さんに

「先ほど光軸調整をしてもらったのですが、不合格でしたので調整をお願いします。」

と告げます。

再び奥へ車を進めます。

 

先ほどとは別の方が調整してくれました。

「次はDSレーンで検査を受けて。」

と言われました。

DSレーンとは何の略なのかわかりませんが、先ほどから並んでいる4番レーンではなくDSレーンというとこに並べばいいのね。

 

2度目の調整は無償でやってくれました。

当然かもしんないけど、ありがとうございました。

午前10時12分調整終了。

2度目の再検査

このまま車検通らなかったらどうしよ・・・・・。

 

そんな不安もよぎります。

テスター場で言われたとおり、午前10時15分、一番南側にあるDSレーンに並びます。

 

私の前には2台、トラックとハイエースが並んでいます。

 

私の順番がきました。

このレーンは光軸検査のみのようです。

今度は機械がうごきつつ、係員さんが1名目視しています。

光軸検査の機械が何度か動きますので、先ほどのデジャブのようでちょっと嫌な気持ちに。

しかし、調整ができていたのか、合格となりました。

 

もしかしたら車検に通らないのではないかと心配しました。

この合格の感覚は、ちょっと前に受けたアロマテラピー検定合格くらいホッとしました・・・はい。

 

2回目の再検査は午前10時27分に終了しました。

総合受付で検査終了手続き

やっと車検が終了しました。

あとは書類手続きのみです。

 

シートを検査レーンの奥にある「受付」と看板のある場所にいる係員さんに提出します。

 

「次はどこへ行くように」という指示もなく、無言で終了印を押されて書類を返してくれました。

私も次にどこへ行けばいいのかを聞き忘れてその場を離れました。

 

おそらく車検相談窓口だと考えて再び8番窓口へ向かいます。

検査後の書類提出

全ての検査が終了し、8番窓口へ向かいました。

 

そこで聞くと、

7番窓口(継続検査、持ち込み有効期限更新)

に書類提出するように言われました。

7番窓口での書類提出

7番窓口前には大勢の人がいます。

業者が書類提出するような窓口のようです。

 

整理番号を発券する機械があるので、発券ボタンを押します。

整理券は同じ番号が書れたミシン目つきの紙が1枚出てきます。

ミシン目で切って1枚を提出書類にクリップ止めして箱にいれて提出しました。

もう1枚は私の控えとして持ち、しばらく近くで待機します。

車検証の受領

午前10時45分、アナウンスで私の半券番号が呼ばれました。

 

呼ばれた6番窓口へ向かいます。

真新しい綺麗な車検証が用意され、そこには私の車のナンバーが記載されています。

 

 

うれしい!

2回も再検査しているので喜びもひとしお!

いや、まだなにかあるのではないか。

こんなにすんなりいくはずがない!

「これで終わりですか?」

私は聞きました。

 

窓口の係員さんはそっけなく言います。

「おわりでーす。」

 

 

あ~終わった!車検に通った!!自分で車検を通せた!

新車検証の収納と車検シール

返してもらった書類は、新車検証と、フロントガラスに貼る車検有効期限を表示するシールです。

 

うれしいなぁ、車検を通せたぞ。

車検有効期限シールを貼るぞ!

 

 

ここで必要なのが深爪していない通常の爪!!

 

2年間も暑い、寒い環境を乗り越えてきたシールを剥がすのはめちゃくちゃ大変です。

プラスチックシールはパキパキですよ、トゥルンとは剥がせません、牛歩ですな。

カリカリ爪でひっかきますが、なかなか取れません。

 

まだ障害が立ちはだかるのか!

時間をかけてなんとかシールを剥がして、新しいシールを貼れました・・・。

午前11時4分、全ての工程を終えて、初めてのユーザー車検を終了しました。

車検場のみなさん、ありがとうございました。

まとめ

私にとっての初めてのユーザー車検が終了しました。

今回ユーザー車検を通して、非常にたくさんのことを学べました。

 

車検自体も業者に任せるべきもので、素人が手を出す領域ではないと考えていましたが、それは全く間違っていました。

手続き自体は非常にわかりやすくできていますし、私レベルの素人でも十分に理解でき、自家用車に対する認識や知識も増え、楽しく良い経験ができたと言えます。

 

なによりも、一度やってみれば二度目もできるという経験、車検を自分で通したという達成感が得られること。

そして、いままで業者に依頼して、交換しなくても良い部分の交換をして費用がかさんでいたものが、自分自身の判断基準で交換や調整ができ、結果的に費用を安く抑えることができました。

かかった費用のまとめ

法定点検費用+整備費用 税込み34,000円。

重量税34,200円、手数料1,800円。

自賠責保険代25,830円。

光軸の調整代1,100円。

以上、96,930円でした。

 

平成16年式のエクストレイルですので、重量税が上がっていますし様々な箇所で交換部品が加わってきています。

参考までに2年前の車検時は120,000円を切るくらいでした。

 

古い車ですらもユーザー車検を通すことができるのですから、普通に乗っていれば新車から10年程度はほとんど問題なく車検を通すことができるはずです。




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