【必要】サラリーマンの良いところ悪いところ!会社員は社会を維持する大切な構成員!

どうも、なんとなく日々精進しているつもりのkoukiです。

サラリーマンは、気楽な稼業~ときたもんだ♪

高度成長期、終身雇用制がしっかりしていた日本の歌ですわ!

しかし本当か?この歌は。

この歌を表面的に捉えれば、昔の日本はサラリーマンは気楽な稼業だったのか??

昔と今のサラリーマンは変わったということか?

日本の高度経済成長期は確かに好景気の連続であり、何を出しても売れた、金になった。

金は確かに転がり込んできただろう。

しかし当時は今よりも休日は少なく、効率化されておらず業務多忙なのは間違いない。

金がどんどん入ってくるから、それが心を補填して気楽な稼業と言えたということか?

いや、違う。

動画を見ればわかるが、植木等役のサラリーマンが特別なんです。

こいつはいい加減ですわ。

釣りバカの浜ちゃんですわ。

こんな映画ができること自体、サラリーマンは辛い、という逆説的な意味で時代を表しています。

植木等の映画は1962年の映画ですけど、下記のグラフを見ていただければわかります。

左の数字の単位は千人ですから、2009年は36,200人、1962年は25,000人。

1962年、充分自殺してますよ、みんな苦労してますよ。

ちなみに平成30年の自殺者は20,820人です。

確かに1962年当時景気はよかったし、日本全体がどんどん成長して生活も豊かになっていきましたが、今よりずっと生きにくかったはずです。

今よりも人との繋がりは密であったことは娯楽の少なさや生活スタイルの違いから明らかですが、逆に言えば人の目を気にして生活しているため、ある意味窮屈な生活ではあったはずです。

過去は古き良き時代ととらえがちですが、自殺者数から判断するに、現代と同じように悩み苦しみ死を選ぶ人が多かったと言えます。

人口の比率から言えば、現代よりも自殺者の比率は多いとも言えます。

これが会社の仕事の在り方と直結するかといえば、他の要素も大いにからんできますから、今回の記事に全てが当てはまるわけではありません。

ですが、景気が良くなっていく時代に、これだけの自殺者を出す社会、やはりどの時代も満たされていない人が存在するのです。

そしてその社会を構成する多くの人は会社員として、組織に所属して給与を受け取る生活をしていたのも事実です。

また、平成10年以降は3万人の自殺者を出す社会をなんとかしようと、国策として取り組んで今の数字があるわけですが、戦後の混乱期もエグイですよね。

サラリーマンの何が嫌われるのか

この社会の大多数がサラリーマンであるのに、その働き方が敬遠される理由を考えてみます。

多くの人がサラリーマン

この社会はサラリーマンでほぼ構成されています。

その立場から経営者や芸能人を見れば華やかに見えるのは当然で、まさに隣の芝は青く見えます。

小説家、フリーランス、自営業は自分のペースで仕事ができ、対人ストレスがないように思えます。

大勢の人と同じ事に安心するのに、同時に大勢の人と同じだということに嫌気がさします。

会社に行くという行動

自宅ではなく、自らイヤイヤ会社に行くという行動はなかなか辛いです。

車でも、電車でも、大勢の人がほぼ同じ時間に動くわけですから毎日通勤自体がストレスになります。

しかも、毎日毎日同じ場所に行くという変化のない生活に飽きてしまいますね。

対人関係のストレス

会社は、様々な平凡な人間が集まって非凡な成果を上げるための組織です。

産業革命の頃から、人を一カ所で集めることで仕事の効率をあげてきました。

ですから、人を会社に集めることで必ず他人と協力する関係が生まれます。

建設的な関係だけならば良いですが、仕事だけのつながりではなく、人と人との関係ですから人間レベルの高い人間や、クソ人間も当然いるわけです。

クソ人間が上司であれば、クソワークな生活確定です。

逆に人間レベルの高い人間も、立場によっては、自分と比較することによって劣等感にも苛まれます。

人との関係は成長をさせるとともに苦悩も生みます。

時間的拘束

ほとんどの会社は労働力を提供する時間によって給与を得られる契約です。

時間を提供すればするほど給与が得られます(残業代きちんと払ってくれる会社のほうが稀だという現実は、冷静に考えると本当に異常)が、その分自分が好きなことをする時間がなくなるということです。

かつ、ほとんどの場合自ら選択できるものではなく、自分以外の都合によってそれをしなければならなくなるという点において、予定の変更、突然の呼び出し、休日出勤が生まれ、言うまでもなく正にストレスの塊です。

会社の方針に従う一構成員

会社で決められたことを黙々と遂行することが求められ、個人の意見は時に異端として冷遇される元となることもあります。

個人の意に沿わない方針であっても決まってしまったことは遵守しなければなりません。

個を伸ばすよりも、画一的で整然とした行動が求められ、半ば機械ではないかと思うような統一感のある行動が求められます。

しかしその反面で画期的で効率を上げる意見を求められ、その環境で果たして突出した考えが生まれるのか?

給与はたかが知れている

基本的には時間に見合った給与が支払われ、大きな成果を上げたところで給与は即時反映されないです。

昇進して微々たる役職手当で反映がなされますが、画期的であればある程、その反映率は低いと言えます。

欧米の驚くような役員手当があればまだしも、日本で年収1,000万円を超える会社員は大企業の一部の社員しかありえません。

かつ、それを貰える人は、間違いなく死にそうな残業や激しい業務に追われていると断言できます。

収入が突然途絶える可能性がある

サラリーマンはクビにならなければ、確実に収入を得られますが、逆を言えば何らかの理由により倒産や突然クビになることもあります。

そうなった場合、その瞬間に収入が途絶えることになります。

年齢にもよりますが、失業手当をもらいつつ、次の就職先が決まるまでは収入をえることはできません。

また、あまりにブラックな場合、辞めざるをえない状況に追い込まれて収入が途絶えることがあり、つまりは会社(相手)次第という、ボールは常に相手が持っている状態で、常に安心感は得られません。

家族を巻き込む可能性

会社、職種によりますが、時に仕事は家族を巻き込むことがあります。

それが異動期の異動命令です。

子供は慣れ親しんだ学校から転校させられ、友達はまた一から作り直し、今まで行ったことのないような全く知らないような勝手がわからない場所へ家族で引っ越すこともあります。

もしくは、家族をおいて単身で生活することになったり、仕事の為に生きているのではないかという気持ちになります。

サラリーマンの何が良いのか、良いところあるよ

日本のみならず、世界の多くはサラリーマンで構成されています。

サラリーマンという収入の得かたが標準となった理由が必ずあります。

誰もやりたくないと考えているならば、このような社会にはなりえないからです。

サラリーマンのよいところを挙げていきましょう!だからサラリーマンはいいんだってことを!

給与所得という定期的かつ決まった金額を受け取れる

サラリーマンの給与は基本的には一定の金額です。

多少の増減はあるものの、契約として金額が定まっていることにより、収支を計画的に組み立てることができます。

ボーナスといった士気を上げる仕組みが年2回もあり、サラリーマンが消費を刺激して経済を回しているともいえます。

給与や昇給を計算して、初任者が生涯賃金を簡単に計算できてしまいます。

自営業と違い、会社が倒産、なんらかの理由でクビならなければ収入は確実に得られます

基本的には正社員のサラリーマンの給与であれば、ほとんどの場合生活することができます。

煩雑な税金、保険、休業時の補償が得られる

個人事業主、自営業は、納税や各種保険手続きを全て自分で行う、若しくは相当の対価をしはらって税理士等に手続きを依頼しなければなりませんが、会社員は会社が専門の職員を置いて、会社が全ての手続きを行ってくれます。

会社員は給料をもらうことだけで、全ての煩わしい支払業務を会社が負担して行ってくれます。

また、健康保険は会社が半分支払ってくれますので、国民健康保険に比べれば非常に安価に医療を受けられます。

体調不良の場合、有給休暇を取得して、労働をしていないのに給料が支払われるといった保証も多くの会社は付帯しています。

仕事と私生活を分けることができる

仕事が終わればひとまず区切りがつき、自宅に帰れば一個人として生活ができます。

自営業者であれば、仕事と私生活が密接であり、常に仕事のことを考え続ける必要があります。

また、休暇をとればその間は他の者が補填して業務を行ってくれますが、自営業者、フリーランスでは仕事があれば代わりの者を置かなければ休日関係なしに仕事をしなければなりません。

サラリーマンという肩書

「何のお仕事をしていますか?」

と会話の中で人のプロフィールを確認する際、職業も相手を判断する重要な要素です。

社会的信用度はサラリーマンであれば得られます。

銀行の融資などは無職やフリーランス、自営業者では定まった収入がないですから、必要な借り入れ金額に満たなかったり、場合によっては借り入れができない場合があります。

特に車や家を購入する際、サラリーマンは分かりやすく銀行から融資を受けることができます。

現代においても公務員に対する銀行の信用度はある意味異常です。

良好な人間関係が存在する会社

良好な人間関係が存在する会社は非常に日々楽しく過ごせます。

一つの仕事をみんなで分け合って、みんなで仕事をを遂行する行為は仲間意識を強固にします。

会社で人生の伴侶を得たり、人生を通じて一生付き合いのできる友人ができたりもします。

良くも悪くも人間関係は自分自身を成長させますし、人生を左右します。

また、人間には帰属意識が安心感をもたらし、社会の構成員であるという自覚を家族や地域以外で感じられる存在でもあります。

経費をさほど気にしなくてよい

サラリーマンは基本的には売上等を伸ばすために集中することができます。

そのためにかかる費用は当然会社が負担するため、多少の経費については一介のサラリーマンであれば、さほど気にしなくてもよく、大きな仕事にも集中できます。

自営業者であれば、経費の全てが自分自身に降りかかってくるため、売り上げと同じ感覚で経費も考えなくてはいけません。

仕事に集中して決まった給与をもらい、経費などの煩わしい計算は会社が行ってくれます。

ほとんどの場合責任は会社にある

仕事でなんらかの損失が出た場合、故意若しくは余程の重過失がなければ損失は会社がかぶります。

当然叱られることはあるでしょうが、個人に責任が及んで破産するということはまずありえません。

法人化していない自営業者の場合、全ての責任は自分自身に及びますので、場合によっては破産することもあり得ます。

そのような不安はサラリーマンにはありません。

せいぜい会社が倒産するくらいで、その後再就職すれば再び収入が得られます。

出張などの適度な刺激となる動き

これも会社や業種によりますが、時折出張等で旅行では行くことのないような場所に行くことがあります。

出張によってその地域に初めて行くという経験ができるのもサラリーマンの良いところです。

行こうと思わない場所、旅行先にふさわしくない場所は、このような機会がないと行くことはありませんが、行ってみるとその土地の良さを発見したり、名産や食事を知ることができ、見聞は広がります。

個人ではいかない場所、会えない人に会うことができます。

まとめ

サラリーマンの悪いところ、良いところを思いつくままに記載してみました。

良いところを後に記載したのは、良い部分を余韻として残してほしいからです。

やはりサラリーマンという存在は現代に必要な社会の構成員で、かつ収入を得るための良いシステムです。

学校はそのシステムをよりよく維持するための教育が中心であることは否めず、基本的にはサラリーマンとして社会を維持する優秀な人材を育成しているといえます。

しかし過去の歴史から考えれば、命を保つという根源的な欲求すら満たすことができないという、カオスに満ちた状況は現代日本においてはほとんどありませんし、収入を得られず食っていけないという人は少数です。

命の心配をほとんどすることなく、それなりに平等に生活できるということは、生物として一番のことだと言えます。

求めれば何らかの仕事はあり、生き延びるだけの糧を得ることができます。

収入を得て、それで寝食が満たされて生活ができ、休日には好きな事ができるという点においてサラリーマンの生活もある程度、納得をすべきものなのかもしれません。

ですが、脱サラはみんなの憧れです。

単純に自由を求めるからですよね。

自分自身で仕事をして収入を得たいと思い、そのために努力、向上していくことはそのまま人間としての成長ですし、その成長は今のサラリーマンという仕事にも繋がっていくことですよね。

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