【思想】この世界での我々の存在意味は影響を残すこと。

どうも、日々必死に生きているkoukiです! 今日は我々一人一人の存在意義についてです。

生きる意味だとか、今を生きる必要性とか考えたことはありますか?

私は昔からそれを考えることが多かったですし、かつ考えることが好きでした。

自分がどこから現れ、どこへ向かうのか、目的は何なのか、そして自分が存在する意味は何なのか?

哲学と歴史、生物学と宇宙史・・・考えなくてはいけない、考慮しなければならないことは無限に広がっていきますよね。

この記事にたどりついたあなたは少なくとも、そういった思考があるがゆえに大変な苦労をここまでしてきたことでしょう。

感受性が強いことは、敏感に物事を感じられる反面、敏感すぎるがゆえに、些細な事象に気付きを得て喜びと悲しみの振り幅も大きかったでしょう。

自分が人間じゃなく、物だったならばこんなことは考えることもなかったのに、そんな経験もあると思います。

ですが、人間に生まれました。

人間に生まれた意味を探すことは無意味なことかもしれません。

それでも私は、この世界に存在する意味はあると考えています。

物質と生命について

この地球は物質でできています。

人間によってほぼ解明されている物質で構成されています。

無機物や有機物からなり、動くもの、動かないもの、様々な物体で構成されています。

人間の創造物

人間と他の生物、物質と何が違うのか。

高度に社会化されていることに尽きます。

蟻や蜂などの昆虫、猿やその他の社会性を持つ生物もいますが、人間は極めて複雑な社会性を作り上げました。

社会性を作る必要とは、原点は自己の生命を維持するためのものです。

それぞれが分業することにより生産性や生きるための効率を上げることです。

極めて単純な理由です。

ではなぜ生きる必要があるのか?

生命は基本的に自分自身の生命を維持することに注力しています。

確実にそのように思考します。

生まれてすぐに死のうとする生物であれば、簡単にその生物は絶滅します。

生きるために生きている、これが基本的な生物の在り方です。

ではなぜ、世代交代をするのか、単一生物が生き続ける構造になっていないのか。

生命体をよりよくするためだと考えます。

単一生物が交代することなく生き続ければ、凝り固まった思考、生産、単一行動が継続します。

それはそれでよいのかもしれません。

しかし生物は自身のDNAを引き継ぎながら、よりよくする方向で統一した方向性があることは間違いありません。

人間の存在意味について

生物の中でも複雑な社会性を持ち、思考を世代引継ぎする生物は存在しますが、その点において極めて徹底した生物が人間です。

よりよく生きるため、人間は文明を作り、社会性を持ち、規則を作っています。

全てはよりよく生きるためです。

自らがよりよく生きるために、多くの生物を絶滅させ、地球の風景は1万年前に比べて全く違うものになりました。

それが良いことなのか、悪いことなのかは今の思考で判断すべきではないです。

宇宙規模で考えた場合、人間が地球に増殖すること自体になんらかの意味があると考えます。

人間は宇宙に飛び出す技術を得ました。

これが何度目のことかはわかりません。

ですが、必要のないところに、必要のない力を与えることは宇宙という世界から考えれば何の意味もありません。

その逆説から、他の生物にない力を与えられたということに、なんらかの目的や、大きな意志があるのではないでしょうか。

ガイア理論

ガイア理論という仮説があります。

宇宙に意志があり、その中の地球にも意志が存在し、自浄作用により淘汰していき、地球自体が大きな生命体であるという話です。

生命体という言葉が適切であるかどうかはわかりませんが、なんらかの目的をもっている生命体であるとするならば、ここまで大きな力を行使する人間の存在は、その意志の中に必要として存在するといえるのではないでしょうか。

ただ、その必要性が、次に現れる更に偉大な生命体のためのステップである可能性もあります。

それでも人間の存在は必要であるならば、それだけで存在する意味があります。

現在の人類は過去の歴史上最も多いです。

これは絶滅するまで更新し続けることでしょう。

大きな生命体の意志

人間が存在し、大きな生命体の一部として存在するために、生殖があります。

自身のDNAを後に残し、よりよくする。

他の生物を見ていても、子供を残すことが生物の最も重要な活動目的であると判断できそうです。

ですが、私はそれが人間という生物の最大の存在目的ではないと考えます。

確かにDNAを残し、思考を引き継ぎ、繰り返すことによって、人類は文明を発展させ、新たな考えを生んできました。

子孫を残すことは最も大切な、よりよい世界を作る方法の一つではあります。

ですが、それと同等若しくは更に大切なことが、

この世界にいかに影響を及ぼしたか

です。

世界宗教はそれぞれ、たった一人の人間が考えて始めたことです。

ですが、その一人の人間も、生きていくうえで様々な影響を受けて、それを思いつき、気づいているのです。

何千年も前の習慣が現在も残り、たった一人が考えた宗教を未だに多くの人たちが信じている。

子供を残すよりも、影響を残す方が、その後の人類の進む方向を決定づけています。

DNAとして物理的に人類を残すこと、考え方という引き継げるものを残すこと、どちらも大切です。

この世界にいかに影響を残すのか、それが存在意義の一つだと考えます。

なんの取柄もない、影響力のなさそうな人でも、この世界に大きな影響を残しています。

その人が何の発信もしなくても、受信する側次第で極めて大きな影響となりうると考えます。

つまり、今、あなたが存在すること自体、この世界に極めて大きな影響を与えているのです。

隣に住んでいる中国人、道を挟んで隣接する家のおばちゃん、いつも行く食堂の常連客・・・何の接点がなくとも全てつながっていて、影響を与え合っています。

鳥の羽ばたきが、遠方で大きな竜巻を引き起こす、そんな話を聞いたことがありますか。

あなたの知らないところで、あなたは多くの人に影響を与えています。

生きる勇気を、希望を、笑顔を、あなたが作っている可能性があるのです。

私もあなたの笑顔と勇気を作る影響を与えていきたい。

すげーとりとめのない話ですが、みんなこの世界に影響を与えているって話です。

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